角川文庫<br> 酒場での十夜 私がそこで見たこと

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角川文庫
酒場での十夜 私がそこで見たこと

  • ISBN:9784041154243

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内容説明

19世紀禁酒小説を代表するベストセラー、初の文庫化
ラランド ニシダ氏推薦!
ソバーキュリアス時代に名著復活!

酒が原因で人間関係、家庭、やがて村全体が崩壊していく10年を描いた怪作。
1800年代アメリカ。小さな村シーダヴィルを訪れた語り手は、居酒屋兼宿屋「鎌と麦束亭」を定宿とする。
村を訪れるたびに、酒によって人々が蝕まれていく様子を目撃し、やがては殺人事件に遭遇。自分の身すらも危険にさらされる。
禁酒法制定前のアメリカの文化を伝える貴重な作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミョウガ

4
主人公が何者なのか、最後まではっきりせずに、ある村の宿屋を中心に人々が酒に溺れて行く様子が描かれる。正直、酒飲むだけでそうはならんやろと思うけど、時代背景を考えると、こういう小説が書かれても不思議ではないかも。もうひとつ、時代背景もあるけど、著者がハズレ値レベルの多作でびっくりした。現代では無理だろうな…。2025/01/12

宵闇やもり

3
現代よりも酒が誘惑として力のあった時代、身を持ち崩すのも容易だったろう。私も「私」と共に“鎌と麦束亭”に十年通い、いくつもの事件と悲しみ、暴力と天使を見た。酒は飲んでも呑まれるな。この作家さんもたっくさん作品を残しておられるそう。ぜひぜひ邦訳してもらいたい!2025/09/03

jam

2
禁酒小説、初めて読んだ。解説でアメリカでは水が悪くて酒を飲むしかなかった時代のことが書かれており、なるほどと思う。ただ、ネイティブアメリカンのことはいいのだろうかとは思ったが… わたしは下戸だが、酔っ払いに絡まれたり、嫌な目に遭ったことは何度もあるので、基本的にお酒を良い物だと思ってはいない。依存性もあるし。ほどほどに呑む分にはいいかもしれないが。説教っぽい内容ではなく、なかなか面白い。2024/10/23

はせがわ

0
酒を必要としない気候の関東平野で生まれ育ち、酒をあまり呑めない日本人なので、当時のアメリカの時代背景をすんなり受け入れることは難しい。本作はかなり教科書的であり、酒・賭博の恐ろしさを押し出してくる。個人的には百年の孤独と同じ位置にカテゴライズされ、しかしそれよりもずっと読みづらかった。本編も、解説部分も、すぐ飽きてしまうしすぐ眠くなってしまう。何かが根本的に合わないのかもしれない。2025/02/11

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