1954 史論―日出ずる国のプロレス

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1954 史論―日出ずる国のプロレス

  • 著者名:小泉悦次
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 辰巳出版ebooks(2024/09発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777829620

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内容説明

1954年(昭和29年)、日本で男子プロレスと女子プロレスが本格的に始動し、熱狂的に迎え入れられた。
力道山、木村政彦、山口利夫、猪狩定子といった我が国のプロレス創成期を彩ったレスラーたちは、どういう経緯を経て四角いリングに上がったのか? そもそも、なぜプロレスはアメリカから輸入され、日本に定着したのか?
70年におよぶ歴史を持つ日本マット界のルーツを詳細に掘り返し、大日本帝国の敗戦からプロレスブームを巻き起こしたシャープ兄弟の来日、そして伝説化されている力道山vs木村政彦の喧嘩マッチを濃密に考察した渾身の快作。全世代のプロレスファンがこの物語を知る必要がある――。


<著者プロフィール>
小泉悦次(こいずみ・えつじ)
1960年5月14日、東京都北区生まれ。サラリーマンの傍ら、1996年よりメールマガジンにてプロレス記事を配信。プロレス史研究を深化させるにつれて、ボクシング史、相撲史、サーカス史、見世物史など隣接領域の研究も進める。プロレス文壇デビューは、2002年春の『現代思想・総特集プロレス』(青土社)。2009年より『Gスピリッツ』にプロレス史記事をレギュラーで寄稿、現在に至る。2018年、『プロ格闘技年表事典-プロレス・ボクシング・大相撲・総合格闘技』(日外アソシエーツ/紀伊國屋書店)を編集。著書に『史論―力道山道場三羽烏』(辰巳出版)がある。

<目次>
プロローグ 日本で最初の女子プロレスラー・猪狩定子の回想

第1章 「日本の敗戦」と「世界のプロレス」

第2章 なぜプロ柔道は失敗に終わったのか?

第3章 パン猪狩がパリで見た「レッスルする世界」

第4章 関脇・力道山の「大相撲廃業」と「プロレス転向」

第5章 1952年、それぞれのアメリカ武者修行

第6章 1953年7月30日、日本プロレス協会が発足

第7章 プロ柔道出身たちと猪狩一座のプロレス

第8章 力道山の第二次アメリカ武者修行

第9章 日本プロレスの旗揚げシリーズが成功した理由とは?

第10章 日本のプロレス創成期を支えた顔役

第11章 ミルドレッド・バーク一行の日本ツアー

第12章 力道山vs木村政彦戦は八百長か、真剣勝負か?

第13章 “昭和巌流島の決闘”を「プロレス」として読み解く

エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

53
プロレスには特別な思いはありませんが、2011年に増田俊也さんの「木村政彦は何故力道山を殺さなかったのか」が出版されてから、活字の世界でもプロレスがじわじわと火がついたように感じます。見ていませんが、女子プロレスを描いたドラマが評判になったりしています。著書は力道山や木村政彦も語りますが、あくまでもプロレスが日本にどう根付いてきたのかを語ります。女子プロレスについても猪狩定子さんを取り上げています。猪狩さんは、あの東京コミックショウのパン猪狩さんとご兄妹というのも驚きでした。とても読み応えのある作品です。2025/03/05

jm

3
力作。草創期の日本のプロレスが、1954年という1年で力道山という巨人を得て、いかにモンスターに成長していくかが描かれている。そして、その幼年期の総括としての力道山×木村政彦戦。この闘いの解釈としては本作が最も納得のいくものなのではないだろうか?この一戦のブッカーについての言及、当時の力道山、木村の実際のプロレスラーとしての技量についての言及は目から鱗で、僕自身はとても得心がいきました。2024/10/01

sheep book

2
1954年は昭和29年です。この年までのことでこのボリュームでプロレスをつづってしまうすごさです。「力道山対木村政彦」は、当時プロレスの本質を理解して体現できる人がいなかった、ということです。でも、だからこそ今の日本のプロレスがあります。2025/05/13

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