内容説明
イリイチ=「女性原理」派フェミニズムの徹底的批判と、フェミニスト人類学の視点からの文化批判を通して、女性解放の戦略を考える。
目次
序
I フェミニスト人類学の地平――イリイチを超えて
1 はじめに――フェミニスト人類学の問題構制
2 フェミニストの人類学批判
3 フェミニスト人類学の探究
4 フェミニスト「文化評価」の問題点
5 フェミニスト人類学の文化認識
6 フェミニスト人類学の実践――「物言わぬモデル」へ向けて
II ジェンダーの文化人類学
1 はじめに
2 女性学のインパクト
3 フェミニスト人類学の出発点
4 人類学の男性中心主義
5 男性優位の普遍性
6 「女の交換」説
7 「舞台裏の権力」説
8 イデオロギーとしての文化
9 カテゴリーと個人
III 女は世界を救えるか――イリイチ「ジェンダー」論徹底批判
1 イリイチの反フェミニズム
2 イリイチ「近代批判」のあやまり
3 「非西欧=非近代」の理想化
4 「女性原理」派フェミニズムの陥穽
5 「女は世界を救える」か?
参考文献
あとがき
初出一覧
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