女は世界を救えるか

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女は世界を救えるか

  • 著者名:上野千鶴子
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 勁草書房(2024/10発売)
  • ポイント 23pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326650576

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内容説明

イリイチ=「女性原理」派フェミニズムの徹底的批判と、フェミニスト人類学の視点からの文化批判を通して、女性解放の戦略を考える。

目次



I フェミニスト人類学の地平――イリイチを超えて
 1 はじめに――フェミニスト人類学の問題構制
 2 フェミニストの人類学批判
 3 フェミニスト人類学の探究
 4 フェミニスト「文化評価」の問題点
 5 フェミニスト人類学の文化認識
 6 フェミニスト人類学の実践――「物言わぬモデル」へ向けて

II ジェンダーの文化人類学
 1 はじめに
 2 女性学のインパクト
 3 フェミニスト人類学の出発点
 4 人類学の男性中心主義
 5 男性優位の普遍性
 6 「女の交換」説
 7 「舞台裏の権力」説
 8 イデオロギーとしての文化
 9 カテゴリーと個人

III 女は世界を救えるか――イリイチ「ジェンダー」論徹底批判
 1 イリイチの反フェミニズム
 2 イリイチ「近代批判」のあやまり
 3 「非西欧=非近代」の理想化
 4 「女性原理」派フェミニズムの陥穽
 5 「女は世界を救える」か?

参考文献
あとがき
初出一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Hori

0
上野千鶴子先生の本にはパッションを感じます。イリイチを「そうなのか」と読みすごしてしまった私は「フェミニスト人類学者」ではないとのことです(笑)2012/05/22

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