もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと

個数:1
紙書籍版価格
¥1,815
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと

  • ISBN:9784799330982

ファイル: /

内容説明

大切な人を亡くしたあなたへーー
悲しいだけ、悲しんでいい。
そして、再び歩き出すための28のヒント。

★フジテレビ「ノンストップ!」で紹介(2025年5月23日放送「サミット」コーナー)、話題のグリーフケアの本
★朝日新聞 文化面で紹介されました!(2024年11月4日)
★婦人公論.jpで紹介されました!(2024年11月22日)


老いた親や長年連れ添ったパートナー、
長い付き合いのきょうだい・友人との死別は、
世間では「ありふれた死」といわれるものかもしれません。

でも、大切な人の死は、やはりつらく、悲しいものです。

そんな別れの痛みや苦しみを癒すのが「グリーフケア」
グリーフとは、日本語で「悲嘆」という意味です。
大切な人を亡くした喪失感や悲しみと自分なりに向き合い、
やがて再び歩き出すためのヒントをつづった一冊です。

著者は、関西学院大学「悲嘆と死別の研究センター」の坂口幸弘氏と赤田ちづる氏。
大学での研究や教育のかたわら、病院や葬儀社などと連携してグリーフケアの実践活動も行っています。

本書では、734の死別された人たちの体験談を集め、
ていねいに向き合い分類し、体系的にして、
悲しみ(グリーフ)に対処するための28のヒントとしてまとめています。


もちろん、28のヒントのすべてが、役に立つわけではないかもしれません。
悲しみとの向き合い方に正解があるわけではないからです。

ただ、この本で示した28のヒントには、
多くの先人たちの体験から紡がれた知恵がつまっています。

28のヒントの中から、今の自分にとって
心に響きそうなものだけを参考にしてみてください。

~~「はじめに」より~~
大切な人を失い、眠れずに夜を過ごすこともあるでしょう。
泣きながらやっと眠れたと思ったら、
真夜中にぽっかり目を覚ましてしまうこともあると思います。
ふと夜にひとりになると、つきることない悲しみと後悔があふれくる。
「会えないのはわかっている、でも会いたい」とどうしようもなく思ってしまう。

この本は、もう会えない人を思う夜に、
なんらかの救いや癒し、生きる力になってほしい、と願いながら書いたものです。
「ひとりで頑張らなくても大丈夫、今は自分に一番優しく......」
という思いを込めて言葉を紡ぎました。

大切な人を亡くしてこの本を手にとってくださった皆さまにとって、
本書が、悲しみに向き合いながら、
今を生きていくための手がかりの一つになることを願っています。

【目次】
1章 悲しみのうずのなかで
2章 こころをみつめる
3章 まわりをみわたす
4章 明日をむかえる
5章 会えない人とともに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

21
☆☆☆ 大切な人との死別。想像するだにつらいことだと思う。思い詰めがちだが、亡き人を想いながら自分が生きることを大事にしていきたい。「とにかく今日を生きる」「後悔は大切に思っていた証」「小さな目標に向かって歩き始める」「だれかのためにできることを考える」「かけがえのない思い出にひたる時間を持つ、思い出の場所を訪れる」「頑張りすぎずに自分に優しく」2025/03/06

クマシカ

15
死別の悲しみとの向かい合い方にフォーカスした本。いろいろなヒントがあるけれど、やはり喪った人との関係性やその時の自身の年齢などによって感じ方や悲しみ方が違うので、ヒント自体を受け入れるのも難しいと思う。死別に関する本を読むという事実自体が悲しく辛い人もいる。少し光が見えてきた、落ち着いてきた、そういうタイミングで読み始める本かな。亡くなった人をいつまでも想うこと、その人について語ることが当たり前とされてほしい。悲しむだけですぐにメンタル弱いとか構ってちゃんとか批判的にとらえられる社会は生きづらい。2025/04/21

ルシ猫

13
"大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと" 悲しみをどう乗り越えたらいいかわからず苦しくて手に取った一冊。 状況は違えど救われる言葉がいくつもあったので書きとめて、何度も読み返しては救われている日々。2025/02/12

あゆお

7
良い本だと思う、でも、自死に関する記述はほとんどなかった2024/11/30

miu

5
半年以上経ったのに毎日まいにち思い出すし、時々大泣きする。日々楽しいことも嬉しいこともちゃんとあるけど、誰とも話したくない、何にもしたくないときもある。グリーフケアのことはうっすらと知っていたけど、関学に研究センターがあるんだね。同じように大切な方を亡くしたひとはいっぱいいる。その悲しみは1人ひとり違うけれど、悲しみへの向き合いかたのヒントはある。急がなくていい。みんなゆっくりゆっくり自分のペースで。2025/06/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22179311
  • ご注意事項

最近チェックした商品