内容説明
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職場のスタッフや患者・家族に対する「怒り」の感情をどうコントロールするか。
明日から実践できるよう、体系的かつ具体的に解説。
医療現場では迅速で的確な判断を常に求められる高ストレス環境のため、他のスタッフなどに対する「怒り」が発生しやすいと言われています。そこで重要になるのが、自身の怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント」です。本書では、院内外で医療従事者向けの研修を多数手がける、日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターの大浦裕之氏(岩手県立中央病院副院長)が、医療現場で生じる怒りをどうコントロールし、怒りに起因する被害(パワハラなど)をいかに防ぐか、体系的に解説します。著者が日ごろ活用する院内規程などの関連資料も盛り込んでおり、アンガーマネジメントやパワハラ対策を効果的に実践できる内容です。
目次
第1章 基礎から学ぶアンガーマネジメント
● アンガーマネジメントはなぜ必要か
1. 医療機関は“ 怒りの無法地帯”
2. 緊迫した医療場面でのパワハラは「あおり運転」と同義
● 岩手県立中央病院での“アン活”の取り組み
3. 組織的な“アン活” 推進でパワハラを予防
4. 怒りが頻発する高度急性期医療現場への“ アン活” 導入の効果
● 怒りはなぜ生まれるのか理解しよう
5. 脳科学的に見た「怒り」の発生メカニズム
6. 「べき」型思考があなたを怒らせる
7. マイナスの感情・状態が「怒りの燃料」に
8. 破壊的行動につながる「問題ある4つの怒り方」 ほか
第2章 怒りをコントロールするテクニック
1. 怒りの衝動をコントロールする2つのテクニック
2. 怒りにくい体質への変容を目指す「思考のコントロール」
3. 怒りのトリガーを引かないための「期待」の手放し方 ほか
第3章 医療現場でのパワハラを防ぐ
1. ハラスメントがもたらす医療安全の深刻な危機
2. これってパワハラ?医療現場で押さえておくべきポイント
3. パワハラから病院を守る──カギとなる「3つの措置」
第4 章 Q&A 編
資料編 ハラスメント防止対策資料集
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