バットマン：アンダー・ザ・レッドフード

著者名：ジャド・ウィニック【作】/ダグ・マーンキ【画】/ポール・リー【画】/シェーン・デイビス【画】/エリック・バトル【画】/高木亮【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/09発売）

• ISBN：9784796871945

内容説明

赤い仮面の下にある真実とは……。
バットマンは、ゴッサムシティの暗黒街を牛耳る”ブラックマスク”との戦いに追われていた。
そんな彼の前に“レッドフード”と名乗る新たな強敵が現れた。
闇の騎士バットマン、謎の男レッドフード、そして巨悪の組織を率いるブラックマスク。
お互いの思惑が交差するなか、三つ巴の戦いが始まった。
ヒーローとヴィランの双方を敵に回すレッドフードはいったい何者なのか……
彼は単なる犯罪者なのか、それとも……。
バットマンの手の内を知り尽くしたレッドフードの正体が明らかになったとき、闇の騎士の苦い過去が蘇る……。

●収録作品●
『BATMAN』#617-618， #635-641， #645-650
『BATMAN ANNUAL』#25
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ほしけも]

身内のことになるともう、びっくりするくらいうろたえるバットマン。ブラックマスクの小物感も良かった。彼にしてもジョーカーにしても今回は完全に被害者です。

2013/12/20

[辺野錠]

レッドフードの正体は分かりきっちゃってるけどバットマンが不殺でやってきたことの負の面に直面するストーリーが面白かった。だけど他のストーリーが少し絡んでるのが解説無しでは分かりにくかった。グリーンアローが死んでたことがあるって始めて知ったぞ。顔をしかめるジョーカーは貴重だった。

2014/01/16

[ara_shinya]

しかし、バットマンって本当に大変だよなぁ。考えようによってはアメコミ界最強の男な気もするけど、レッドフードの正体に気付いてからはもうボロボロ。割とメンタルに弱いとこあるよね。

2014/02/02

[ゆりこさん]

ブラックマスクの小物感がコミカルでいい味を出していました。ジョーカーがお前はホンモノの狂人じゃないと言われて真顔になるところとかうろたえるバットマンの姿とかなかなか見られない一面が見えますね。話としてもなかなかおもしろかったです

2013/12/23

[うぇす]

『喪われた絆　下』　購入前にジェイソン復習で再読。邦訳で『デスインザファミリー』→『HASH』→本書でぐっとくる。ついでにnew52のレッドフード誌も。

2014/09/27