ちくまプリマー新書<br> 最新のスポーツ科学で強くなる!

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ちくまプリマー新書
最新のスポーツ科学で強くなる!

  • 著者名:後藤一成【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2024/09発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 200pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480684950

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内容説明

テクノロジーの進化に伴い、スポーツ科学の研究の発展は目覚ましく、毎年新しい発見が次々と報告されています。そこで得られた成果は、トップレベルのスポーツ選手の競技力向上に貢献するのはもちろんですが、部活動に取り組む中高生や大学生にも有益なものです。スポーツ科学では、トレーニング、リカバリー・コンディショニング、栄養補給の三本柱で考えます。どれだけ合理的なすばらしいトレーニングを行っていても、栄養や休養に注意を払っていなければ大きな効果を期待できません。競技をやる以上、勝つことも大事ですが、それ以上に怪我を防ぎ、ココロもカラダも元気な状態で強くなるにはどうすれば良いか?が重要です。不適切なトレーニングを取り除き、過度の練習や厳しい食事制限を見直し、怪我やコンディション不良によってスタートラインに立てないということがないように。最新のスポーツ科学の知見を得て、トレーニングや休息、栄養について、客観的なデータに基づいて自身でチェックし、日々の行動に反映させる「自己管理のできるアスリート」になるための1冊。

目次

はじめに/第1章 トレーニング編/第1講 筋トレは重いバーベルで行った方が良い? /第2講 筋肉のパワーとスタミナを同時に鍛えるには? /第3講 スロートレーニングの科学/第4講 世界で注目されている「高強度間欠的トレーニング」とは? /第5講 パワー(瞬発力)を高めるトレーニング/第6講 重りを持ち上げるトレーニングvs.下ろすトレーニング/第7講 低酸素トレーニングの驚くべき効果/第8講 試合の後半までばてずに動き続けるためには? /第9講 2部練習は「魔法のトレーニング」? /第10講 暑い環境で動き続けるには? /第2章 リカバリー・コンディショニング編/第11講 その練習、本当に必要ですか? /第12講 「オーバートレーニング」とは? /第13講 試合前日までトレーニングを行うべきか? /第14講 運動後に筋肉を冷やすべき? それとも温めるべき? /第15講 着ているだけでリカバリーが促進される? /第16講 午前中から100%の力を発揮するためには? /第17講 練習についていくことができない原因は? /第18講 スポーツ選手と月経/第19講 睡眠時間は足りていますか? /第20講 最新のテクノロジーを活用した新しいコーチング/第3章 栄養補給編──ニュートリション/第21講 練習後にオススメの栄養補給/第22講 あなたの食事量は足りていますか? /第23講 試合前にはとんかつ? それともパスタ? /第24講 意外と知らない「プロテイン」の活用法/第25講 練習後の食欲不振を回復する秘策とは? /第26講 夏場の運動で生じる腹痛の原因は? /第27講 欠乏しがちな鉄分をいつ摂るか? 最新の栄養戦略/第28講 アスリートにおける糖質ダイエットの効果は? /第29講 暑さ対策にアイススラリーを活用しよう! /第30講 トレーニング科学を学ぶと何が変わるのか? /あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

84
断っておくが、僕はアスリートでもスポーツ指導者でもない。ゆるランニングやウォーキングを趣味と心身の為に行っている者である。そんな僕が出張先書店でPOP買いした一冊。ポイントはスケジューリング、つまりトレーニングと休息の組み方について概念を知りたかった故。そうした意味で参考になった。昭和世代の我々は、毎日練習しないと罪悪感があるが、最新理論に依れば決してそうではなく、トレーニング効果はトレーニング中ではなく休息中に得られるものである等参考となる。なお、全面的悪者の印象ある乳酸も最新理論ではそうではないよう。2025/05/11

武井 康則

9
最新のスポーツ科学でスポーツをトレーニング、休息、栄養補給の三面から取り上げる。トレーニング論、法なら巷に山ほどあるが、最適な休息法、栄養などは量的にはるかに劣り、学ぶことがあったが、理論と実験結果であり、それを具体的にどう実践するのか、休み方など、個人差があるので自分にとってどれくらいが最適なのかが分からない。市民スポーツ家も増えているだろうから、個人個人が生かせる具体的な指標や方法があるような本があればいいのだが。2024/09/23

iwtn_

3
この辺の知識は素人なので購入。ちくまプリマー新書ということで基本的には学生やその指導者向けの内容。とはいえ、トレーニングを効果的にする方法や栄養摂取・休み方など、タイトルの通りに「強く」なる研究結果を紹介している。著者の意図は失敗を減らすことらしい。自分はかなり負荷の低い運動しかしていないが、短時間で良い効果をえられそうな手段がいくつかあったので、かなり気が向いたら試すかもしれない。また、スポーツをしている子供のいる家庭や部活などでは役に立つ内容かと思われる。帯にもあるが部室に1冊置くのが良さそう。2024/10/21

Humbaba

2
訓練をすれば能力が伸びるのは間違いない。ただし、その訓練はただ闇雲にやればそれでよいというものでもない。無理して体を痛めつけるように鍛えても、必ずしも伸び方がよくなるわけではない。むしろ必要な求刑は入れるべきだし、休憩を入れることでトレーニングの効果はずっと高くなることもある。勿論厳しさが必要になることもあるが、それも調整次第であり精神論だけで進んでいくのは勿体ないことでもある。2025/02/03

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2
帯にもある通り、「朝練するより睡眠した方が良い」などなど、最新のスポーツ科学でより効率的なトレーニング方法を紹介してくれる本。軽い負荷でもゆっくり、呼吸をしながら行うことが大事だとか、休憩を1分以上取ると乳酸が流れ切ってしまい効率が悪いなど、日々の筋トレに役立つ知識もたくさん! 2024/10/14

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