ブルーバックス<br> 「腸と脳」の科学 脳と体を整える、腸の知られざるはたらき

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ブルーバックス
「腸と脳」の科学 脳と体を整える、腸の知られざるはたらき

  • 著者名:坪井貴司【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2024/09発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065372760

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内容説明

記憶力の低下、不眠、うつ、発達障害、肥満、高血圧、糖尿病、感染症の重症化……
すべての不調は腸から始まる!


腸と脳が情報のやり取りをしていて、
お互いの機能を調整している「脳腸相関」と呼ばれるメカニズムが、いま注目を集めています。
〈乳酸菌飲料を飲んで睡眠の質が上がる〉
〈ヨーグルトを食べて認知機能改善〉
……という謳い文句の商品もよく見かけるようになりました。
腸内環境の乱れは、腸疾患だけでなく、
不眠、うつ、発達障害、認知症、糖尿病、肥満、高血圧、免疫疾患や感染症の重症化……と、
全身のあらゆる不調に関わることがわかってきているのです。
腸が、どのように脳や全身に作用するのか。
最新研究で分子および細胞レベルで見えてきた驚きのしくみを解説します。


■おもな内容
・記憶力に関わる脳部位と腸内細菌の関係
・腸内環境が変化したら肥満になった
・「ある種の乳酸菌」が自閉症の症状を改善させる可能性
・「長生きできるかどうか」に関わる腸内代謝物
・ビフィズス菌で脳の萎縮が抑えられ、認知機能アップ?
・腸内環境が変わると不安行動が増える
・「腸の状態」が感染症の重症化を左右するわけ
・睡眠障害が肥満や大腸がんを引き起こすからくり
・うつ病患者の腸で減少している2つの細菌種
・腸内環境を悪化させる「意外な食べ物」 ……ほか
【なぜ腸が全身の不調を左右するのか?「脳腸相関」の最新研究で見えてきた!】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

93
腸は体内で最大のホルモンを分泌する内分泌腺である。腸から脳への情報伝達には腸内マイクロバイオームの産生物が血液から脳に作用する経路以外に、求心性迷走神経、消化管ホルモン、そして神経伝達物質を介する経路もある。パーキンソン病など様々な神経疾患の発症に腸内マイクロバイオームの関与は知られていたが、認知症やうつ病、自閉症スペクトラムなどの精神疾患、睡眠や食欲、肥満に至るまで幅広く影響を及ぼしている。腸肺相関、腸肝相関、腸腎相関、腸筋相関などもある。バランスの良い食事に、食物繊維の摂取と運動、睡眠が大事ですね。2024/12/14

hit4papa

53
副題「脳と体を整える、腸の知られざるはたらき」とある通り、腸と脳の関係、いわゆる脳腸相関について解説する書籍。第1章の”なぜ駅のトイレは朝に混む”から興味を掻き立てられつつ読み進めることができます。所々、科学的な記述はみられるものの、理系でなくとも理解を阻害することはありません。腸と脳がどのように連動しているか、最新研究の腸がいかに脳を支配しているかを読めば、脳の様々な病気を予防するヒントを得ることができます。ただし、これらに触れる時に今後の研究成果が待たれると締め括られるとモヤっとするのは否めませんね。2025/03/13

うえぽん

51
脳と腸の情報のやりとり等に係る最新研究を一般向けに解説した本。国籍や個人により異なる腸内マイクロバイオータは、食事、ストレス、睡眠障害、薬等により組成に影響を受け、脳腸相関等を通じて、認知機能、ALS等の神経疾患、発達障害、うつ病、肥満等を悪化させうるとする。多くの最新研究はマウスを使ったものだが、今後の研究次第で治療法の進化が期待される。腸は肝臓、腎臓、循環器系、筋肉とも相互作用があるとし、過度に専門分化せず全身の健康に眼を向けるべきと思う。健康食品や薬に依存しないバランスの良い食生活の重要性を再認識。2024/11/27

本詠み人

37
最新研究で見えてきた「脳腸相関」の最前線。専門家の間では「腸内フローラ」を「腸内マイクロバイオータ」と呼ぶ。その組成のバランスが悪ければ、病にも繋がるということが分かり始めている。私のような素人は「じゃあ手っ取り早く、その良いと言われる菌を腸内に入れてしまえばいい」と思ってしまうが、そんな単純な話でもなく、とても微妙なバランスのうえに私たちの健康はあるようだ。1日も早くこれらの研究結果が臨床で使われることを願っている。2025/03/14

N島

22
腸内細菌が脳に及ぼす影響を、何かのネット記事で読んだことがきっかけで手に取った一冊。巷に溢れる『腸活』話の根拠となる研究の中味を、端的に分かりやすく紹介しいます。腸と脳(や他の臓器)を直結するホットライン。そのホットラインによって伝達される各種伝達物質を作る腸内細菌。さらに腸内細菌と食事との複雑な因果関係など、かなり興味深い情報がこの本に圧縮されています。真面目に『腸活』するならば押さえておきたい一冊です。2025/03/09

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