内容説明
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ゆうだちに傘をたたんで空を見る何してんだろ、睫毛がうざい――少年は、ヤクザにならないためにホストになった。そして今、昼と夜の欲望が交差する街・歌舞伎町で、寿司を握りながら歌を詠む。ベストセラー「ホスト万葉集」のトップ歌人にして、異色の経歴をもつ大型新人、珠玉の153首をおさめた初歌集! ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感想・レビュー
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ミキ
4
2025-10:元ホスト現寿司屋の方の歌集。前半はノスタルジーと夜の街、後半は寿司屋の風景でした。2025/02/09
スターガール
1
「駅中のコンビニで買う半額のクリームパンが震えていたり」「肉塊に揉まれてのまれて本名を忘れてしまう忘れてしまえ」「明け方の新宿駅で桃色の傘をひらけば誰かが入る」「昨日より誰かが見つけやすいよう飛魚色のスーツを羽織る」2025/05/07
こいちゃん
0
とにかくⅠ章の始まり方がすごくて衝撃を受けた。どの歌も自分には経験のないことばかりでとても濃い内容だった。この本の出版記念オンライントークショーと同時にあった公開ホスト歌会も面白くて、ホストと短歌の親和性の高さを見た。2024/10/26