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内容説明
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19世紀のはじめはヨーロッパの列強がアジアに進出してくる時代。新しい学問や文化が日本にもひたひたとおしよせます。伊能忠敬はそんな時代の中に育ち、商売を引退してから、子どものころからの夢であった測量の旅にでます。ほんとうは地球の大きさを知る旅だったのですが、忠敬は途中から日本地図の完成に執念をもやします。歩いた距離はじつに4万キロ。これは地球一周にひとしい距離なのです。完成した地図は、当時ヨーロッパにもない精度のものでした。この本では、子どものころの夢をあきらめなかった伊能忠敬のひたむきな姿を描き出します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
57
子供の頃から算術を得意としやがて日本地図を作るまでになった伊能忠敬の生涯が漫画でわかりやすく描かれている。この本を読んだのは以前井上ひさし氏の「四千万歩の男」を再読したくなり予習として読んでみた、再読できるかは別にして彼の作成した日本地図は素晴らしいと思う。現在のような測量器具が無い中で歩測で作り上げたのは偉業としかいいようがない。この伝記シリーズはなかなか面白い。2016/02/24
あや
7
千葉県香取市佐原を訪れた際にお土産物屋さんで入手。佐原駅前には伊能忠敬像が立っている。ちゅうけいさんの愛称で親しまれる。約200年前に地図を作るために日本中を測量して回る。子供の頃から算術が好きで50歳で隠居し算術と天文学に励み測量術を深める。自分は今年50歳だけれど50歳を過ぎてもまだまだやりたいことやるべきことできることがたくさんあると勇気をいただいた。真摯に学ぶ姿はすごい。千葉県の誇りである。幼い頃の九十九里での苦労話も親近感。2020/04/13
うっさん
4
好きを極めるってすごいです。最初は緯度1度を測るため旅をしたというのは知らなかったです。2014/08/17
むっちょむ
3
子どもが読んでいる本を私も読んでみる。 良かった~。 伊能忠敬についてはなんとなく知ってる程度だったので、読んでみてすごい人だと素直に感動。 大昔なのに、あれだけ正確な地図を作れる熱意と信念に脱帽。2012/12/16
T Kashima
2
読み聞かせ2025/02/21