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内容説明
ソフトウェアで新たな価値を生み出そうとする企業と、そうでない企業との差は、さらに開きつつあります。今こそソフトウェアを武器に真のDXに取り組む時です。
ソフトウェアの進化スピードと柔軟性を武器にして(手の内化して)、事業価値や顧客体験を向上させるプロダクト(製品やサービス)を生み出す方法を解説します。
世界的IT企業で働き、現在は製造業をはじめとする日本企業の変革にも携わる著者による、今どきの、そしてこれからの「ソフトウェアファーストなプロダクト開発論」。プロダクト開発を率いる経営層はもちろん、実践に携わるマネジャーとエンジニアに向けて初版から内容を大幅改訂。
目次
1章 ソフトウェアファーストとは何か
2章 DX失敗の原因と製造業信仰からの脱却
3章 ソフトウェアファーストを実現する手段
4章 「手の内化」に必要な今どきの開発技法
5章 組織に求められる変革
6章 各人材に求められる変革
7章 日本企業への提言
補章 DXの定義と前提を確認する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
速読おやじ
9
ソフトウェアは特定の業界の話ではなく、どんなビジネスにも不可欠な要素であることを実感。特に「手の内化」による競争力強化の重要性は、自社を含め、多くの企業がもっと意識すべき点だと感じる。本書はソフトウェアを単なるITの話ではなく、経営戦略として捉えており、非常に納得感があった。デジタイゼーションとデジタライゼーションは似て非なるものと知った。加えて、狩野モデルの視点を応用し、顧客満足の向上にどう活かせるか考えてみたい。本書は、技術と経営の橋渡しをする一冊として、多くのビジネスパーソンにとって有益だと感じた。2025/02/16
Ujiro21
6
通勤用に。Microsoft、Googleでエンジニア経験ある著書だが、日本企業の現状を嫌味なくプロダクトマネージャーやリーンなど有名どころの書籍から簡易に紹介していく。誰向けよと思いつつも、システム内製化の勇気をもらえる。これでいい。これがいい2025/01/21
ちーくん
5
第1版がとても良かったので、こちらも読んでみました!『ソフトウェア開発では、設計と開発を一体として捉え、「行きつ戻りつしながら」進めることが求められます。このアプローチにより、現実の技術変化と市場のニーズに即した柔軟な対応が可能になり、より適切な製品開発が行えるようになるのです。』この考え方が、ソフトウエアとモノづくりの大きな違いです。なのに、モノづくりの考え方をソフトにも適用してしまうのが今の日本、、。ソフト好きとして、この状況を変えたい一心です!2025/03/23
ドロレス
3
プロダクトマネジメント面との記述が多いが、まさにそゆ本出してんだなこのかた。こゆのは読むと賢くなる気がするが読者目も取らないと右から左だから読者noueつくらな2025/11/03
ぽとふ
3
第二版はまさに今の状況・時代について記載されており、臨場感を持って読むことができた。DX 推進をやりたくなる、そんな本。2024/12/27
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