内容説明
幸せでいてはいけませんか―ー?
最愛の人とアメリカに渡ったわたし。
小説家を目指すも悪戦苦闘の日々。
苦節十年を支えた、唯一無二の猫がいた―ー。
ありがとう、わたしの猫。
平凡な日々の中にある、小さな確かな幸せ。
きみを失った今も、きみはここにいる。
愛し続けている限り、人は愛を失わない。
「運命」「幸福」「永遠」がひとつにつながって、
あなたの心を揺さぶる。
著者渾身、落涙必須の書き下ろし小説!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
175
アメリカでの愛猫と愛夫との幸福と喪失の生活。作品としての構成が弱すぎるのと、猫への思い入れと自己肯定感が強すぎるので、ちょっと付いていけません。小さな声で、大きな「ごめんなさい」を。2025/01/22
楽駿@新潮部
32
品川図書館本。【にゃんこまつり2025】猫好きで、猫ものを良く描かれている小手鞠氏。日本を離れて、アメリカに永住するようになった経過から始まり、唯一無二の猫との出会い、生活を描く。犬であれ、猫であれ、共に暮らすうちに、本当に気持ちが通い合い、察する能力はたけてくる。ただより沿って欲しい時に、何の否定もなく、ぴったり寄り添ってくれると、それだけで充分に癒されて、元気が少しづつ満たされていく。私も多分、動物が苦手な家族がいるので、今の猫が最初で最後の猫になる。限りある時を大事に、日々を過ごそう。2025/02/23
ゆみこ
8
うーん。富裕層の幸せ物語。2024/10/31
くま美
4
アメリカで暮らすようになった新人作家メイミーと日系アメリカのケイシーは、保護猫を迎えて暮らすようになった。猫の名前は、トビー。二人とトビーの物語り。種は違えど犬と暮らす身としては、トビーに感情移入してしまった。トビーが亡くなった後に、「ペットを亡くし、再び飼う人と飼わない人」メイミーは後者だった。人それぞれ想いがあるが、どちらにしてもペットを亡くすということは辛い事。すべての人が、永遠と想っているはず。2024/09/30
めぐぼう
1
メイミーとケイシーと運命の猫(トビー)の物語。メイミーは小説家を目指している。ケイシーとともにアメリカへ移住する。現実の内容と細かくリンクしているので物語というより自伝的小説なのだと思いながら読む。小説の中心的テーマでは猫ちゃんであるが、アメリカでの暮らしぶりが細かく描写されている。特に興味深かったのはアメリカの不動産投資の話し。財テク、マネーテクニックの話しが面白かった。愛する小さな家族を亡くすことは身を切るように辛い。いつまでも辛い。小手鞠さんの本を読むのは2作目。前回の本のほうが良かったな… 2024/11/05
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