「カウボーイビバップ」のサウンドトラック 菅野よう子と渡辺信一郎の音楽作劇術

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「カウボーイビバップ」のサウンドトラック 菅野よう子と渡辺信一郎の音楽作劇術

  • ISBN:9784866472164

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内容説明

「カウボーイビバップ」はアニメ音楽をいかに革新したのか?

放映から25周年を経た今も、その“スペースジャズ”という
コンセプトで唯一無二の存在感を放つ
本作のサントラについて解説する、初の音楽書。

解説 : 小室敬幸


菅野よう子の音楽は、いかにしてキャラクターの内面や
物語の進行を巧みにサポートしているか?
渡辺信一郎は、どのようにして音楽を視覚的なストーリーテリングと
融合させているのか?

北米最大規模のアニメサイトAnime News Networkにも寄稿していた著者が
本書のために菅野よう子、渡辺信一郎監督のほか、エミリー・ビンディガー、
スティーブ・コンテら、サントラ制作陣を新たに取材。
単なるBGMではなく、物語の一部として機能するサントラの創作術に迫る。


<おもな目次>
イントロダクション 音楽による作劇とは?
1「それ自体が新しいジャンルとなる作品」: 渡辺信一郎が受けた影響とレガシー
2 よせあつめブルース : 菅野よう子の音楽を分析する
3「ブラック・ドッグ」のセレナーデ : ビバップ、クラシック・ロック、ジャズスタンダード
4「ジュピター・ジャズ」: ビバップの世界を採譜する
5 See you, Space Cowboy :「カウボーイ・ファンク」と「マッシュルーム・サンバ」における音楽とジャンル・パロディ
6 ジャミング・ウィズ・エドワード(&ジェット&フェイ) : キャラクターのテーマ曲
7「堕天使たちのバラッド」: スパイク・スピーゲルの音楽の旅
まとめ You’re Gonna Carry That Weight
解説 アニメ以外の文脈に置き直すことで浮かび上がる『カウボーイビバップ』の旋律 小室敬幸

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

参謀

2
デトロイトの作曲家の17年の著書らしい。渡辺信一郎監督は音楽通。「Tank!」は2テイクのみ。セッションの意味。各話タイトルはロック系が多い。フェイの曲はない。後半の楽曲の考察は難しくて…『WOLF'S RAIN』の言及があったのが意外。海外では人気らしい。それなら坂本真綾「cloud 9」(他プロデュース曲も)、「マクロスF」も言及してほしかったな。サントラだけという括りみたいだが、菅野よう子を語るには必須かと…「時空七夕ソニック」 を逃したので、12月のシートベルツのライブが楽しみだ!2024/11/10

キュー

0
こういう論考本というのは自分に学が無いせいか、そこまで製作者は深く考えて作ってないだろと、とにかく理屈でこじ付けている様にしか思えない事が多いんだけどこの本は書き方が丁寧で分かりやすく、実際インタビューもちゃんとしてるので、ああ、すごい考えて作り込まれているんだというのが理解出来て読んでいて気持ち良さすら感じたかも知れない。違法アップロードについているコメントをも拾っているのは苦笑したな。日本のライターさんなら絶対しないと思うw2024/11/14

ヌンサ

0
「キャロル&チューズデイ」について言及されていなかったのが意外2024/09/28

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