飛び跳ねる教室・リターンズ

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飛び跳ねる教室・リターンズ

  • 著者名:千葉聡【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 時事通信社(2024/09発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784788719156

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内容説明

「作家活動を続けるために教師でもやるか」。親のすねかじりで学生を続ける生活に限界を感じ、何度かの教員採用試験受験の末、中学の国語教員になった若き「ちばさと」。教師なんて楽勝! ヒット作を当てたら学校なんておさらばだ! 典型的な「でもしか先生」だったのに、壁にぶつかり、生徒にダメ出しされ、励まされるうちに、いつしか教員という仕事に夢中に! 教員歌人として活躍する作者による自伝的青春エッセイ。
2010年に亜紀書房から刊行された書籍に、著者による新たな書き下ろしあとがき、新作短歌を加えた新装版。
解説=枡野浩一

ちばさと先生と生徒
交流にぐっとくる。
でも、ちばさとにはなりたくない。
大変すぎる。
私は、ちばさとの生徒に
なりたいと思った。
幸せすぎる。
俵万智(歌人・元高校教諭)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あや

24
俵万智さんの帯文が秀逸で枡野浩一さんのあとがきが傑出した、かつての中学校を舞台にした「ちばさと先生」の短歌+エッセイのリターンズ(高校教員としてのちばさと先生の活躍談続編)を加えた、傑作短歌エッセイである。昨今の教育現場は大変である。あとがきでちばさと先生は、「ひとがひとに大切にされてほしい」と綴る。枡野さんとちばさと先生は同い年。くしくも本日はちばさと先生の56歳のお誕生日でもあります。心よりお祝い申し上げます。枡野さんは来月でいらっしゃる。同級生であることはなんと強い絆か。吉川宏志さんも同学年で1月生2024/09/04

ぽん

2
高校教師としての生活をエッセイに綴りつつ、あわせて詠んだ短歌を収めた一冊。苦労した教師としての生活から、卒業式の生徒の様子が描かれるところなど、これはリアルに体験してたら感極まってしまうなと思う。短歌メインというよりも、教員エッセイに短歌が添えられているイメージ。でも短歌は独立してあるのではなくて、生徒からも歌人であることを知られてて、その反応自体もたぶん短歌に跳ね返ってきてるんだろうなと思う。2025/05/04

しょーちゃん

2
あたたかい先生だな。 生徒たちは幸せだろうな。2024/10/11

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