サイレントニャー 猫たちの歌物語

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¥1,980
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サイレントニャー 猫たちの歌物語

  • 著者名:小島ゆかり
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 短歌研究社(2024/09発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862727770

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内容説明

たますけは、このごろよく、不思議なニャーをする。
声になる前のしいんと深いこえ孤独な夜のサイレントニャー

老舗短歌雑誌で、ここからページを開かせた人気連載。
短歌79首と25篇のエッセイ収録。

無音のニャー。ニャーと鳴くときの口を開けているのに声が出ていない(と、人間には思われる)ニャー。……ふだんの真顔よりもいっそうの真顔。やけにひたむきな眼差しで見つめてくる。(本文より)

イラストレーション=イオクサツキ
ブックデザイン=鈴木成一デザイン室


著者について
1956年、愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。在学中にコスモス短歌会入会、現在は代表。NHK全国短歌大会選者、産経歌壇選者、短歌甲子園特別審査員など。歌集に『希望』(若山牧水賞)『憂春』(迢空賞)『泥と青葉』(齋藤茂吉短歌文学賞)『馬上』(芸術選奨文部科学大臣賞)『六六魚』(詩歌文学館賞・前川佐美雄賞)『雪麻呂』(大岡信賞)、『はるかなる虹』など。歌書に『和歌で楽しむ源氏物語』『短歌入門~今日よりは明日』『ちびまる子ちゃんの短歌教室』(さくらももことの共著)ほか。2017年紫綬褒章。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

新田新一

48
歌人の小島ゆかりさんが、苦楽を共にした猫たちのことを描いたエッセイ集。小島さんの短歌も収録されています。小島さんのご家族のことも出てきて、猫も年を取るけれど、人間も年を取るという時間の重みも書かれています。年を取る人間の苦しさに猫が寄り添ってくれることが分かり、胸が熱くなります。先住の猫が、家に来てすぐ死んでしまった猫に見せる思いやりを描いたところは、泣きました。猫はこんなに優しい動物なのです。2026/02/17

あや

25
お嬢さんが拾ってきて家族の一員となったねこ様との日々を短歌とエッセイで綴る。ねこ様との日々の中で、お父様の死、お母様の介護、お嬢さんの結婚、妊娠、出産などのライフイベントも描かれる。過酷なことも多々あったはずなのに、ねこ様がそばにいてくれるだけで、どれだけ救われたことだろうかと考える。2025/02/05

イカまりこ

8
猫の表紙とタイトルと、短歌とエッセイということで安易に手に取る。しかしなかなかに重い。生き物を飼う上の責任と高齢の親の介護、自分の体だって万全ではない年齢になってくるとキツいことだらけ。それでもただ苦しいだけじゃない、猫がいる生活。猫の体調、生死に心乱されながらも、その猫に癒される日々。猫飼いさんだったらきっと自分の思い出として描かれるシーンがあると思う。「春はまず尾のある者に訪れてこの家の猫と女はなやぐ」が特に好き。散歩から帰ってきた我が家の猫は尻尾の付け根に花びらをつけてた。あの光景が浮かぶ。2025/04/07

えつ

7
短歌79首とエッセイ25篇でできている1冊。猫好きにはたまらないと思う。小島さんのエッセイはとても読みやすく、すぐに終わってしまった。猫たちの成長を一緒になって感じることができて良かった。嬉しい。短歌も素敵なものばかりだった。やっぱり猫はいいね。読んでいて癒されました。2024/09/23

渡辺 にゃん太郎

4
ねこにはあまり関係ないかもしれないけど、家族を持った人間はとても忙しいように見えた。子育ても介護もやりつつ、自分のこともやらなければいけないし、いつの間にか夫は単身赴任してるし、人生がとても目まぐるしく見えた。人間の「老後はゆっくりしたいね」なんて言葉も、いつもゆっくりしているねこには分からないと思う。でも時々、ねこも忙しい人間の生活に割り込んでくる。そこが、ねこのいいところかとも思う。2025/12/07

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