内容説明
天才編集者、小島文隆に
「お前はこれからプログラム禁止になったからね」と言われ、
プログラマーではなく編集者としての第一歩を踏み出した僕(東府屋ファミ坊)。
『ログイン』のアルバイトを始めた僕は、
「ビデヲゲーム通信」の弟分として
「ファミコン通信」の記事をスタートさせる。
水野店長、ゲヱセン上野という編集者仲間や
ゲームデザイナー堀井雄二(ゆう坊)と出会い、
編集者としてだけではなくゲーム開発にもチャレンジしていく。
元『ファミコン通信』編集長が贈る初の自伝。
ビデオゲーム黎明期からファミコンの爆発的な人気に歩を合わせ、
『ログイン』の一コーナーだった「ファミコン通信」を
ゲーム雑誌ナンバー1にするまでの歴史的記録!!
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TATA
42
そこまで熱心な愛読者じゃなかったけど私もファミコン通信をちょこちょこ読んでた。今思えばやたらとサブカル色の強い誌面構成だったけどそれがコアなファン層を掴む秘訣だったということ。あの頃のファミコン熱は異常なほどだったし、それを仕事にすればそりゃあ面白かっただろうと羨ましくなる。すごい時代だったな。森下万里子さんが架空の存在だったのは少しショック。2025/09/02
kubottar
18
ファミコン黄金世代には懐かしくて涙が出てきます。ファミコン通信、ファミマガが大好きだった小学校時代を思い出しました。2024/09/26
Nao Funasoko
18
「ログイン」も「ファミ通」も社内配本を毎号パラパラと捲って目は通していたが、ゲームにはさほど興味なかったし、 事業部もビルも異なっていた故にログイン編集部とも塩崎さんとも接点はほとんど無かった。 それでも、当時の空気感やアスキーの社風みたいな部分は伝わってきた。が、やはり事業部が違うと当時見えていた部分というのはホントごく一部分だったんだなと改めて気づかされる。そんな多面性がアスキーの良さであり、弱さでもあったのかもしれないなとも。2024/09/15
ナハチガル
17
この本の存在を知ったときには懐かしくて、ものすごく楽しみにしていたのだけど、実際に読んでみたらいろいろ残念だった。まずゲームの話よりも雑誌づくりの裏側の話が多くて、ビジネス本の立志伝みたいだった(タイトルは「ファミコン狂騒曲」なのに)。さらに、構成と文章がもうひとつであること。聞き書きではないと思うけど、話が前後したり、登場人物がやたら多かったり、とても読みにくかった。致命的なのは、当時のファミ通の、他のゲーム雑誌にはない独特のサブカルな雰囲気が欠如していること。資料的な価値はあるとは思う。C。2024/12/21
さとうしん
16
ファミ通元編集長東府屋ファミ坊の回顧録。話としては編集長から編集人に昇格したあたりまででアスキーを辞めてアクセラを立ちあげる話はなし。組織としては長らくファミ通独自の編集部を持てなかったこと、雑誌としては後発で売り上げに苦しんだ話や、元職も含めて他誌の編集者から雑誌作りの技術を学んだこと、後発ゆえに一般誌にあってゲーム雑誌にはない要素を取り入れていったことなどが印象的。『オホーツクに消ゆ』など、自身が関わったゲーム制作の話の占める比重が思ったより多い。後任の編集長浜村氏の回顧録も読んでみたい。2024/10/07
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