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内容説明
その夏、太郎は家から離れて迷い込んだ畑で見知らぬおじいさんに出会った。その孫の小さな女の子に、とっておきの虫の神さま(いたずら虫、おこり虫など)の話をしてあげた。もう一度行こうとしてたどり着けなかったその家に、15年後、成長した太郎青年は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
15
初版刊行時の絵による50年ぶりの復刊だそうです。太郎とおじいさんとのやりとりには読みふけってしまった。「昭和初期のイメージ」の挿絵がとてもいい。梨木香歩さんが繰り返し読んだおはなしだそう。2016/06/23
にんじん
14
ある日、お母さんは泣き虫やいたずら虫、怒り虫など様々な『虫の神様』のお話を作り、息子と双子の娘に物語ります。それを聞いた子どもたちは自分たちで好きなように続きを考え、気が向くと家族に話して楽しんでいました。それから数年後のある日、息子の太郎くんは仲良くなった年下の女の子に、自分の中でずっと温めていた『虫の神様』のお話を披露するのでした。大切な人から大切な人へ、お話とともに受け継がれてゆく温かさが心地好い作品でした。2019/04/25
あられ
11
追悼・佐藤さとるさん。この本(話)、きっと子どものころに読んだと思うのだが、忘れていた。orz。。。だから、読んでよかった。池田仙三郎氏による装画の初刊本の復刊、ちょっと古めかしいが、いい雰囲気。そして、佐藤さとる氏の原点、ここから始まっている、というエピソードがいっぱい。ここから、コロボックルが始まっていることがあふれている。ものすごく好きなお話。愛蔵版の林静一氏の本も読んでみたいなぁ。。。2017/03/05
どら母 学校図書館を考える
11
すこしも古くない物語。不思議。2016/05/08
クサナギ 「読んでる本」=「バイブル本」
10
今月読んだ本を登録。こちらは初めて読みました。構造が少し複雑な物語(おばあさんが孫に語るところからはじまり、登場人物のお母さんも子どもたちに虫の神様の話をして、それを太郎くんがふくらませ……太郎くんが大人になり……)で、低学年には難しいかな?太郎くんがいたずらを見つかった場面で、いつのまにかいたずらをしていたことに気づいたから驚いたとありますが、なんだか身におぼえが……。そう思ったらこの物語が一気に好きになりました。2017/05/31
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