MF文庫J ソフィア、君は死んでいないのか？ ～魔法研究を引退した俺は、北欧王女の婚約者と学園生活を楽しむ……はずだった～【電子特典付き】

著者名：風深模杳【著者】/Noyu【イラスト】

KADOKAWA（2024/08発売）

• ISBN：9784046840134

内容説明

フィンランド王国第四王女・ソフィア、それが魔法研究者だった俺・火神陽太の婚約者だ。
とある理由で幼い頃から大人に交じって研究生活を送っていた俺たちには『魔法学園に通いながら普通の青春を謳歌する』という夢があった。
１５歳になって研究者を引退し、明日から彼女との学園都市で同棲生活が始まるはずの入学式当日――海難事故で彼女が死んだとの報が届く。
それから……どうやって彼女の死体を確認したかはもう覚えていない。
次の記憶はいつの間にか帰っていた二人で暮らすはずの新居、ぼやけた視界に幻が揺らめく。
これは夢なのか……
目に映るのは世界で一番大切な笑顔。
――なぁ、ソフィア。君は死んでいないのか？【電子限定！書き下ろし特典つき】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[オセロ]

周りの評価の高さとタイトルが好みだったこともあり読了。 ラブコメや学園ファンタジーとしてはまぁまぁ良かったけど、期待していたミステリ要素は微妙。良く言えば続きが気になる、悪く言えば消化不良。続きはいいかな。

2024/09/09

[よっち]

魔法学園入学式当日の海難事故で亡くなった王国第四王女ソフィア。なのに彼女の婚約者・火神陽太の前に彼女が現れるミステリ。彼女の死体も確認したはずなのに新居で彼を待っていた、けれどなぜか学園都市外には出られないソフィア。ここにいる彼女は果たして本物なのか。入学した学園生活では様々な出会いがあって、彼女の双子の妹・リサの協力も得ながら様々な可能性を検証して迫っていく彼女の正体と海難事故の真相。結果としてそれがソフィアとのすれ違いにも繋がってしまいましたけど、彼女に想いの丈をぶつけた結末はなかなか良かったですね。

2024/08/23

[碧海いお]

題名の通りに事故で死んだ筈のヒロインが隣にいたという話。学園ファンタジーでした。ただ、ミステリーとしてはイマイチ。メインとしてはラブコメなのかもしれない。 2巻が発行をするんでしょうかね？出たら、読みたいです。

2024/09/08

[真白優樹]

現代世界に似ているが魔法が普通に存在し世界情勢もちょっと違う世界で、日本の名家の少年が、婚約者である王女の死を知り始まる物語。―――偽物か本物か、だけどこの胸にある思いは。　死んだ筈、しかし目の前にいるのは本物にしか見えぬ王女。その秘密を探っていく中で学生生活を送る物語であり、時にすれ違ったりしながらも、結局はいちゃいちゃとバトルを繰り広げる二人が甘い物語である。知ったのは本物の愛、まだ見えぬは隠された権利。どうも一筋縄ではいかぬだろう学び舎で二人はどんな青春を過ごすのか。 次巻も勿論楽しみである。

2024/08/23

[シャトーブリアン]

学園バトルファンタジーものとして捉えたら、かなり面白かった！！死んだはずのソフィアが陽太の目の前に現れた。生き返った?本物?実は死んでなかった? という大きな謎がこの物語の軸としてあり、こういう要素って先が気になって読む手がとまない！ 4年生が数人しか残っていない学園なので、ソフィアの謎とも関わっていたりかなり闇が深そうな学園で楽しみすぎる•••。ソフィアと陽太は結婚を誓い合った仲で、ソフィアにからかわれる陽太を見てると微笑ましい。しかし陽太は真相の究明に意識がいっていたので

2024/08/25