メディアワークス文庫<br> 何かの家

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メディアワークス文庫
何かの家

  • 著者名:静月遠火【著者】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • KADOKAWA(2024/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049157758

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内容説明

その家には約束事がある。それは“決して一人で入ってはいけない”ということ――。
 大学生の冬馬が夏休みに実家に帰省すると、父親から民俗学を学ぶ学生・雪穂のフィールドワークのためにある場所への案内役を頼まれる。そこは例の約束事がある家だった。目的地に向かう道中、雪穂は不思議な話をする。曰く、例の家には必ず誰か一人が囚われて、次の人が来ない限り永遠に出られなくなってしまう、というもので……。
 ――これは、家にまつわるひと夏の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

42
新刊。面白かった!もう43ページのあの瞬間でゾゾッとさせられてから一気にグッと引き込まれて一気読みでした。その後もその『ゾゾッ』感に何回も襲われてめっちゃ怖い。ホラーミステリ好きなので好み。ただシステムがわたしには難しかったー!笑 今誰がどういう順番でどうなってるんだっけ…?と何度も頭で一回整理しました。笑 結構細かい伏線が多いので、丁寧に覚えながら読んだ方が後々楽しいかも。ただ、最後の正体全然分からなかった!笑 HNの意味を調べて、もう一回ざっと読み返して、ああそういうこと!?(多分)と思えました^^;2025/08/07

あたびー

33
その家にひとりで入ってそこにいる誰かとかくれんぼをすると、入れ替わってしまう…なかなかスリリングなアイデアだと思ったのだけど、好奇心旺盛な小学生だけじゃなくて強盗殺人犯まで現れて、最後はほぼスラップスティックな大混乱に。ちょっと首を捻りたくなるご都合主義なところもありましたが、何しろ入れ替わりの激しい登場人物たちについて行くのがやっとでした😅2024/08/26

キナコ

31
ヒューマンホラー系。タイトル買いした一冊。その家に一人で入ると中にいる誰かと入れ替わってしまうという怪異。誰が入って、誰が出てきたかが分かってないと混乱しそう。結果的にはハッピーエンドなんだろうけど、探偵役の女の子の正体がもやっとしたかな。 怪異の条件と人物同士の関係を理解してないと何回か読み返しそう。2024/11/28

おうつき

21
ある空き家を巡る奇妙な出来事を描いた特殊設定ミステリ。良い意味で思っていた内容と違っていて、どっぷりと作品に没入できた。徐々にルールが明確になっていく後半部は何が起きているのかを把握するのにかなり頭を捻ることに。何が正しいのか信じられなくなってくるような、じわじわ効いてくるホラー要素もあり、ラストはゾクッとするような感覚に陥る。2024/09/08

kitten

20
久々の静月さんの本。昔、好きだったなと覚えてて、7年ぶりの新作かでたから読んでみた。うわー、これはいい意味で訳わからんなるわ。えーっと、何がどうなってどうなったんだ?最後の冬馬の提案はすごく面白かった。結局、白乃??って謎が残るけど、何回も読まないと解決しそうにないな。評価、星3.もうちょっと新作のペースあげてよ。次は5年後って何?2024/10/31

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