内容説明
大ヒット『三千円の使いかた』に続く、感動家族小説!
岩井志麻子氏、推薦!
「物に託さなくても、血縁関係はなくても、愛情のバトンは受け取れるし、手渡せる」
野菜、お米、緩衝材代わりの肌着や靴下、ご当地のお菓子など。昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!?
業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして母から届いた最後の荷物。家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。
〈解説〉岩井志麻子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
96
時代は令和になるが、昭和から中身はたいして変わっていない気がする。たぶん送る側の母親にとっては、何歳になっても子供という感覚は抜けない。受け取る側は若ければ、こんなの要らないと思う事もある。ただ、歳を重ねに連れ有難みが増す様な気がする。まさにお楽しみボックス。そして自分が送る側になれば似た様な仕様になる。そう考えると面白い。「最後の小包」が特に良かった。2025/04/28
はにこ
70
タイトルからして、母親の小包をディスっている本かと思ったんだけど、全然違った。むしろ送る人の愛情たっぷりの小包の話。きっと心配して色々考えてすぐ使えるもの、役に立つものって一所懸命考えているんだよね。詰めている姿想像したら泣けてくるね。短編集でどのお話も良かったけど、最後のまさおは父親だねえ。良い話だった。2025/07/01
アッシュ姉
62
母親からの小包はダサくても愛情がたくさん詰まっている。解説は岩井志麻子さん。ひ香さんとの繋がりが不思議である。2025/02/14
涼
62
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/11/post-3d461a.html 色々な「母からの小包」というより、さまざまな家族の形を描いていて、多くは娘と母親との葛藤です。2024/11/06
yamatoshiuruhashi
57
母親から届いた小包の中身、見た目、そしてそこにある愛情。そんなことから書き起こされる物語数篇。幾つかは繋がりのある話となる。幾つかは老人の自分には理解不能。それでも、親の愛情は幾つになっても子どもを成長させるものだ。まあ、良い話だけど、「三千円の使いかた」より見劣り、読み劣りを感じる。2024/10/14
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