フィクションのなかの警察 - 目にみえない「組織」とそこで働く「個人」

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フィクションのなかの警察 - 目にみえない「組織」とそこで働く「個人」

  • 著者名:熊木淳
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 笠間書院(2024/07発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784305710185

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内容説明

日本の警察小説において、警察の描かれ方はどう変化してきたのか?
『震度0』『死亡推定時刻』『外事警察』『禁猟区』……多くの作品がドラマ・映画など映像化されてきた警察小説の歴史を紐解く論考。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

23
警察組織の描き方を大きく変化させた日本の警察小説。その変化から現代日本の警察小説の全体像を浮かび上がらせる1冊。ミステリの中での警察小説と横山秀夫から始まる警察小説の変遷。官僚組織と強烈な個性を持つ刑事の関係性を描いた初期から、松本清張や西村寿行に始まる冤罪小説、組織に歯向かう存在として描かれる公安警察官、帰属が問われる監察小説など、コラムとして刑事ドラマやアニメ、フランスの警察小説も取り上げながら、警察小説がどのように変わってきたのかを多角的に捉えていて、警察小説のブックガイドとしても秀逸な1冊ですね。2024/08/18

津野1号

6
フィクションも大変。2024/08/24

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