内容説明
血で記された古代の魔法本を代々守護してきた家に生まれた異母姉妹のエスターとジョアンナ。離ればなれになっていた姉妹は父の死をきっかけに再会し、想像を遙かに超える危険な魔法の世界に足を踏み入れる。本と血と姉妹をめぐるドラマティック・ファンタジー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
46
途中までは倒れそうでした、血(血統、血液)、くり抜かれた眼球、うぅグロい…。随所に興味を引く単語を散りばめるのも鼻につく感じ、南極基地での生活、同性の恋人、閉じられた場所での謎めいた規則正しい生活、英国貴族の暮らし、親身なふりをする支配者…。一回に付き600㍉㍑の採血、しかも2ヶ月に一回程度…、耐えられないと思いながら読み進めました。第二部以降は話が動きます、ここからが面白い。隠れ家からの脱出、出会い、謎が少しずつ解明されて最後は活劇の末に大団円。最後まで読んで良かった。でも採血は嫌ですね。2024/10/24
小太郎
44
2023年のニューヨークタイムズが選ぶベストSFファンタジーの一冊というので期待して読みました。血のインクで書かれた魔術書を巡る骨肉の争いというのが縦筋。最初は翻訳のせいか中々捗りません。こう感じる場合は大体ガッカリ系が多いのですが、この本は後半になるにつれてリーダビリイティも上がり怒涛の展開は一気です。前半で投げ出さずに正解。映画を見ているような展開は映像化を意識してるのかな?魔法などのファンタジー要素の枷がしっかりしてるので安心して読めます。ただ最後まで読んで全体的な冗長感は否めません。★3.52025/03/14
ヘラジカ
41
長篇小説デビュー作にして巨匠ニール・ゲイマンを思い起こす完成度の快作。滑り出しの遅さや後半展開のまどろっこしさにはやや難があるが、複数の動線を用いた物語の進行は鮮やかであり、文章の練度や演出面はずば抜けている。シナリオにはそこまで重々しい印象はないが、人物描写に情熱が注がれているため全体的に厚みもあった。設定も大好物だったので中盤からは夢中になって読んだ。締め方も良い。「これこれ、これで良いんだよ」という好みの終わり方。期待通りの作品で大満足である。2024/08/21
星落秋風五丈原
24
優等生タイプの姉ではなく妹が父親と家に残って魔術と本を守っているが姉がルールを破ったことで物語が動き出す。2024/10/11
信兵衛
17
もうひとつ大きなスケールの闘いにはならなかった処が残念に感じられた、というのが正直な読後感。2024/09/28
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