内容説明
わずか20歳で世を去った青年の業績が、なぜ「革命」といわれるのか。彼は人類に何を遺したのか。数学嫌いにも理解できるその真髄!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
262
ガロアの伝記的な奴かなと思ったら、違っていて面食い若干慄きました。でもしっかりと『はじめてのガロア』でしたよ。本書は群論と言う強大な庭園の入り口に誘う事を目的にしているのかなぁと思いました。読んだ印象としてはあの霞の向こうに見える影が入り口なのかな〜って感じ。でもしょうがないのです。手を動かさずに一読しただけで理解しようなんて烏滸がましい態度ですよ。群の入門書を解いて、ここに立ち返ると良い気がしました。ガロア最期の気持ちを疑似追体験してみたい。直ぐとは言えないけど、群論も学んで行こうと心に誓いました。2025/03/31
kitten
10
図書館本。この著者の13歳の娘に語るガロアの数学を読んでいたので、こちらも読んでみた。なるほど、わからん。後半になればなるほど理解不能になった。ただね、この著者の書き方のおかげで、「理解はできないが、なんとなくすごいことはわかる」のよ。これってすごいことよね。数学に限らず、科学って天才が一気に発展させるよね。ひたすら、次の天才を待ち続けているような感じがする。特に数学は、そういう印象が強いな。2024/11/17
kenitirokikuti
8
数学史のうえでは、3次方程式を解く公式の発見と、反対に5次方程式を解く公式がないことの証明とはとても大きな達成なのだが、そこがどう革命的であったのかを理解するのはむつかしい▲以下は本書とは関係ないノート。フェミニズム運動やジェンダー論が荒れてしまう理由、有理(ラシオナル)数(自然数と四則演算結果)の世界と、無理(イラシオナル)数含む実数(real)の世界とを接続して、事務処理が混乱するからだ。性別の符号を男1に女に2としたところに、性別√2と√2.001を入れてしまったら、社会学の方がクラッシュするだろう2024/08/28
akiakki
6
珍しい縦書きの数学本なので取っつきやすい。とは言えそもそも根だの項といった基本的な用語を忘れていたので文章を読んでてしょっちゅう引っかかった。読み物部分はちょっと余計かな。2025/12/10
スターライト
4
20歳の若さでこの世を去った数学の天才エヴァリスト・ガロアが遺した『第一論文』をもとに、「筋金入りの数学嫌い」という担当編集者にも理解できるように書いた本。著者の数学体験を入り口に、それまでの「アルゴリズムを探究する数学」を「構造を探究する数学」に変えたガロアの業績をコンパクトに解説。最初は数学が苦手だったぼくにもわかる内容だったが、やはり数学の本を数式なしで解説するというわけにもいかず、後半はなかなか内容が頭に入ってこなくなったが、「群」「体」などの考えを駆使した彼の天才ぶりは伝わってきた。2024/09/27




