内容説明
京の街は戦乱により荒廃していた。権威の失墜した室町将軍・足利義政に嫁いだ日野富子は、「銭」すなわち「経済」の力で平和をもたらすことを決意する。応仁の乱を鎮めようとした悪女の実像を描く歴史巨編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
白隠禅師
3
日野富子がどんなことをしたかあまり知らなかったし悪いイメージしかなかったので知ることができてよかった。このときは将軍も息子も悪すぎた。トップの器次第で時代を変えられることがよく分かる。義政は文化人に生まれるべきだったな。2025/03/29
やまたか
2
名前しか知らず良いイメージがなかった日野富子。実は傑物だったんですね。さらに室町幕府の実像がよく分かり、大変勉強になったし、もっと知りたくなった。2025/06/16
ひんしょう
0
政と戦に手と口を出したことで悪女と呼ばれた日野富子。今の価値で70億円とも2兆円とも評される個人財産をなした。目的は京の大乱を収めて「静謐」を買うこと。戦に直面してもまるで当てにならない存在だった義政を、今際の際に夫としてはよい人だったと富子に呼ばしめて、当たり前の夫婦の幸せを欲する女の側面を垣間見せた。大河ドラマでもそうだったような。そうとでも描かないと富子の人生報われないわなと思った。2025/10/04




