本当のたばこの話をしよう---毒なのか薬なのか

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本当のたばこの話をしよう---毒なのか薬なのか

  • 著者名:片野田耕太
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日本評論社(2024/08発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784535587304

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内容説明

日本の受動喫煙対策がガラパゴス化していると言われるが、なぜか。たばこを吸う人・吸わない人すべてに伝えたいたばこの「本当」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

58
音声読み上げ。たばこについての本。たばこについて冷静に書いている、とはいえ、がん研究センターの方ですので、必然的にマイナス面を強調されている。今更誰も薬などと思っていないわけで、毒であることを前提にしつつ、かっこいいから吸い始めて、やめられなくなっているのがタバコだという認識です。タバコにまつわる、業界の戦略は知っておいた方がいいでしょう。いかにして、この毒を無害であるかのように宣伝していたのか。そもそもそこがフェアじゃないから、こっち側の意見もちゃんと世間に届けないといけませんね。2023/10/09

きいち

26
愛煙家、禁煙運動への反対者の反論・理屈を踏まえたうえで、強く喫煙・受動喫煙の害を訴えようとした本。冷静沈着に記述していこうとする真摯な姿勢はとても良く伝わるのだけれど、喫煙するメカニズムの感情面、心理面によりそえているわけでもなければ、受動喫煙などは十分に反論への反証をできているわけではないので、正直喫煙者にとっては中途半端さは否めない。◇一方で、たばこ産業・大企業という喫煙者・非喫煙者に共通する敵を作ろうという戦略はアリかもしれない。その存在は本来、露悪性や自罰性が伴う喫煙という行動とは相いれないしね。2019/09/02

西澤 隆

7
喫煙者向けの第一章、非喫煙者に向けた第二章は頷きながら読んだ。僕はずっと非喫煙者だけれど一方で喫煙は文化だし習慣だし個人的嗜好でもあるから「悪だから断罪」への違和感は相当強い。だから第三章での「社会全体の話し」の論の進め方にはかなり強い違和感を持った。正しいコトは正しいんだ。異論を排してどんどん正しい方向に純化するのだ。そんな勢いを感じて薄ら寒くなる。第一章第二章だけのほうがよほど「伝わる」のではないか。時にある文化が否定される時は来る。でも取り扱い方には敬意が欲しい。中盤まではそれがあるのに、惜しいなあ2021/03/02

乱読家 護る会支持!

5
喫煙者と禁煙者の間で、議論が激しくなり、時に炎上する事もあるタバコの話。医学的にはタバコは「害」でしかないが、産業と税収(年2兆円〕の面では「薬」でもある。 めんどくさい喫煙者はほっといて、若い人がタバコ依存にならない取り組みをしたらいいんじゃね?。。。 喫煙者と禁煙者との間で寿命は10年違う。ニコチンには、依存症があり、ニコチン切れがイライラの原因になっている。 JTの筆頭株主は財務大臣で、財務省官僚の天下り先。タバコの税収は約2兆円。巨大な広告料でマスコミのお得意様。法による事業独占。2019/09/21

ぞだぐぁ

3
図書館の新刊で見かけて読んだ。たばこの良い点も載っているので公平な意見が見られるかと思い読んだ。分煙派だったけど、店員の副流煙による健康被害考えたら禁煙にしないとダメなのかしら……。(防護マスク支給してほしい) あと、なんだかんだで票田団体や税収の元になるのなら悪いことを規制する法律もなぁなぁにする日本ェ……。2019/07/09

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