内容説明
日本の知が危機的な状況にある。過度の選択と集中で大学の研究費が不足し、多くの現場が疲弊しているからだ。その処方箋を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
げんさん
2
お金を出さなくても、競争させれば成果は上がるという仮説の検証実験は失敗に終わった。社会の皆さまに広くご理解いただいて、今の危機を乗り越える必要があると思っています。2023/03/19
Haruki
2
大学法人化以降、運営交付金の分配が数値ベースで決定され、特に研究の中間層が衰退する現実を大学運営、学生、企業、政府、海外(中国)、研究不正、などの切り口でルポルタージュしている。高度成長期の成功体験を引きずった失われた30年における経営の保守性が、企業、政治、大学いずれも目先の成果と空想的ビジョンの追求へ駆り立て、科学(基礎)よりも技術(応用)の目線となった。生物医学の激しい競争は不正・パワハラを生む構造(ぶら下り)を作った。大学ガバナンスの脆弱さも根深い。一方、地域連携や在野の新しい視点も垣間見える。2023/02/03
takao
2
ふむ2022/12/05
Go Extreme
1
大学改革―漂流し続ける政策 博士人材―能力を生かせぬ社会 大学と評価―数値至上主義の危うさ 入試改革―英語力向上 大学と政治―無責任体制 科学技術基本計画―後退続く基礎研究 研究とは何か―政策が現場の力を奪う 大学院生は今―過酷なシステム 研究不正―背景に根深い問題 データ争奪戦―どう守り公開するか 資金調達―拡大する大学間格差 在野研究―大学の外に広がる学問 地域との連携 大学ガバナンス―自主性を阻む統制 中国とどう向き合うか 外から見た大学―孤立した存在からの変革 大学政策を考える―根拠に基づく立案を2022/07/12
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