内容説明
精神病理学こそが、精神医学の深みや面白さそのものである。「了解」「病因」「気質」といった基本課題を今改めて掘り下げる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうきち
2
KindleUnlimitedで読了。 精神病の基礎知識と精神科医の基礎知識が無いと理解するのが難しい内容ですが、医者の悩みもよく分かって、勉強になった。結局のところ、医師に多くを求められる状態ではないんだな。2018/06/22
こずえ
2
精神医学の概説をみることができる。 精神医学に興味がある非医学専攻や医学部1・2年生むけ
ᚹγअәc0̸א
1
・ランディングに苦慮した感は窺えるが、精神病理学の基本が概説されており有難い。筆者はてんかん医の経歴があるので、てんかん系説明が充実してて嬉。Kretschmerのてんかん気質(粘着気質)=闘士型という分類は、当時の下級軍人に由来というのは嬉情報。現代の日常感覚との当てはまりの悪さも納得。 ・「了解」の前提としての「心的容量の非対称性」の提示も面白い。患者の容量を評価するには、医師はより大きい容量を持っていなければならない(ゆえにDSM頼みでなく研鑽せよ)という趣旨なのだが、いかにもドイツ医学的。
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