内容説明
将軍吉宗が願った正確な暦は、天文学者間重富・高橋至時の登場によって達成された。その弟子伊能忠敬と共に、天文学に魅せられた男たちを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ルアット
6
天文暦学の周辺で、活躍してきた学者たちが紹介されているが、、これらの人々が学問に注ぐ情熱や行動力には感服させられたし、学問に対する本来の姿勢はこのようにあるべきだということを、いろいろなエピソードから感じ取れることができた。でも、この本の中で中心に据えられている間重富と高橋至時という人のことは知らなかった。伊能忠敬や渋川晴海なみに有名だったのだろうか。2015/02/16
とりもり
4
興味深いタイトルに惹かれて読んでみたが、正直今一つ。間重富と高橋至時が話の中心で、伊能忠敬はあくまで脇役の一人に過ぎない印象。正確な暦を作るために苦心した話が続くが、登場人物たちの交友関係を中心に話が展開するためか、話が飛んで分かりにくい。私には、あまり良い本だとは思えなかった。なお、冒頭に青色LEDによるノーベル賞受賞の話が出てくるが、赤崎教授と天野教授の師弟関係のみに触れて、中村教授を完全にスルーしていることに、著者の悪意を感じたのは私だけだろうか? ★★☆☆☆2015/03/22
月をみるもの
3
今晩の月食にあわせて読了。いま自分が江戸期にタイムスリップしたら日食/月食の予言ができるだろうか。「ラランデの星」ではあまり出番のなかった間/浅田という大阪の先人たちだが、彼らなしでは高橋/伊能の活躍もあり得なかった。江戸自体に天文(だけでなくすぐには役に立たないこと一般?)の研究したい人は、まず医者になって身をたてるとか庄屋になって隠居まで頑張る必要があったのだ。それを思うと現代は恵まれている。2015/04/04
星のソムリエ
0
間重富について書かれている本はなかなか少ないので、楽しめました。




