内容説明
きれる、かんしゃく、暴力、いじめ、不登校、リストカット…子どもの心の問題はどのように生じるかを明快に解き、支援の青写真を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
21
感情制御できない子は発達障害を疑われ、病院受診をすすめられ、お薬を飲まされて…。著者は、ありがちなこのような状況に疑問を発している。大人の期待に応えるため、感情を表現しないようガマンしているけなげな子どもたち、たしかにいる。親や支援者が、不快な感情を受け止め、表現できるように支え、子どもがその感情を抱えておけるようになると、感情コントロールが出来るようになると著者は述べている。親として、支援者としてどのように関わったら良いかを脳科学、心理療法をもとに解説している。課題本として読了。2019/03/24
まろすけ
13
凄い!支援者としての自分の未熟さを他者(本)から突きつけられることで自惚れから脱し成長できる。でもここまでの衝撃は久しぶりだ。脳生理と心理の見事すぎるハイブリッド。『セラピーの道具は、私たち臨床家自身の感情(身体)なのである。クライアントの話を聴いて感じる身体を通して出てくる、専門家としての「ことば(認知)」がクライアントに影響を与えうる。身体をもった「ことば」を話せるということが、臨床家の専門性といえるだろう』『子どもの問題行動はすべて、生きようとすることから生じるものである』尊敬の二文字しかないっす。2019/06/09
ひろか
10
良書。著者の現段階の集大成。満足。2015/07/07
こばまゆ
9
すごく興味深く、痛みも伴うが、著者のいたわりの気持ちも感じる良書。ネガティブな気持ちを解離するシステムについて書かれていて、非常に興味深い内容。ネガティブな気持ちを抱えられる強さについてはじめて私は知った。これを知れて良かった。著者の他の本も読んでみようと思う2017/09/25
okaching
8
とても良かった。子育て中の自分は反省させられることばかりだった。自分はまさに感情がコントロールできない親。子どもの負の感情を受け入れられない事がしばしばある。妻が子どものイヤイヤも笑って受入れてくれてるのに助けられている。最近は怒らないよう、受け入れるよう頑張っている。負の感情を受け入れてもらってきたかどうかで子供の行動観察するのは自分にとって画期的。解離的になっている子の多さにも驚く。2019/02/25




