内容説明
医療行為や病院に疑問・不信をもったら読む本。新たな判例、変更された法制度、医療事故のトレンドも反映させアップツーデート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃えつきた棒
27
NHK・〈クローズアップ現代〉の「医療事故 100件の“告発”の裏に何が」を視聴して、手に取った。 本書は具体的な個々のケースにおける医療事故の責任追及の可否やその手続きを一問一答形式で記述した実用書なので、僕のように〈クローズアップ現代〉が指摘したこの分野における救済制度の未整備や機能不全の問題を掘り下げたいとの関心から読む者にはいかにも食い足りない。 欧米の制度などについても、知っておきたいところだ。/ Q86 ADRについて 仲裁、調停、あっせんなどの裁判に寄らない紛争解決方法。 運営主体は➡︎2025/05/03
げんさん
1
薬の副作用について「副作用の発生率がきわめて低い場合であても、その副作用が重大な結果を招来する危険性がある以上は、その危険性よりも投薬する必要性の方が高いことを説明して理解と納得を得ることが、患者の自己決定権に由来する説明義務の内容である」とした裁判例があります 納得う得るのは難しい。2020/11/10