内容説明
思春期の子ってむずかしい!!●話の通じない生徒に困っている先生たちへ●暴れる子どもに悩んでいる親御さんへ●問題行動への対応に追われる児童福祉施設職員の方々へ「思春期の子どもから信用されるためにはどうすればいい?」「少ない手間で効果的に叱るにはどうしたらいいの?」子どもの相談の乗り方、褒め方、叱り方……大人のクレーマーやモンスターへの対応のコツも伝授する。今日から使える具体的なヒントが満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちもちかめ
18
全体的な方法論には特に目新しい情報は無かったですが、雷に打たれたような一節がありました。さらりと書いてあったけども、不登校児などの親向けのメッセージとして、心を込めていることを言い訳にするな、と。ちっともその子のことを親の半分も思っていなくても、叱り方が合っていればすぐに効果が出る、素直に伝わる。心を込めて子どもを思ってることは、免罪符にならないと。これ、不登校児は私、心を込めているのは私の両親。あんなに愛されてたはずなのに、なぜ毒親なんだろうという疑問が氷解しました。心を込めても伝わらなければ毒親。2019/12/31
ひろか
14
特別珍しい記載があるわけでもないが、端的にわかりやすくまとめられている。おそらくこれ以上言っている本はトンデモ本だと思う。あとはここにある内容をどう身に落とし込み、自信をもって実行できるか。2016/10/10
毒まんじゅう
7
タイトル通り、そこそこ子供から大きい子供までの「面倒くさい」に応えてくれる本。使えそうです。文章にセンスを感じます。2017/10/07
イズアル
6
なんとなく手に取った本ですが、これは思わぬ当たり本。自分の子供へはこうして対応するのがいいんだな、これやっちゃってるな、反省しないと…という感想は勿論の事、自分が子供だった時にそうされて嫌だった、そうして欲しかったという事も書かれていて、そんな事を今更思ってもしょうがないのに、自分の親にもこんな親でいて欲しかった、あの時にこんな理解者に出会いたかったと考えてしまう、アラフォー子持ちの痛いババァよ…。こういう本を読むとこんな風に私の子供の部分の気持ちが揺らぐけれど、今後どう生きる?という事が重要なんだろう。2017/04/27
たらこ
6
当たり前のことを当たり前にやることの難しさよ。自分の感情をモニタリングしつつ、相手の情に訴える。それには状況や行動の記述と共有が不可欠だ。2017/01/04