内容説明
統合失調症の方の回復力を高める、心穏やかに暮らすための接し方の工夫やヒントが満載!最強コンビによる集大成、遂に刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんやん
30
統合失調症当事者の家族に向けたコミュニケーションのハウツー本。原案・監修は家族会のカウンセラーの方で、事例が豊富だ。当事者の苦しみを理解して、いかに寄り添うか。人間関係は本来ダイナミックなものだから、このような対話のマニュアル化に違和感を感じる人もいるかしれない(cf.『急に具合が悪くなる』)けれど、現に救われている人や、そこからヒントを得ている人がいることを忘れてはならない。以前、ひきこもりの本を編集した時に、家族会を取材させていただいたけれど、この本とやっていることは基本的に変わらないと思いました。2021/06/06
もちもちかめ
22
あの、中村ユキさんのトーシツ解説本。この人に対する尊敬と感謝の念は、一般人の私だけでなくて、精神科医の先生も同じように思ってて、それでこういう本格的なちゃんとしたトーシツ解説本を任されたんだなあと思うので、世の中は見てる人は見てるとまた、世の中を信じるよすがが増えました。さておきこれは本当に分かりやすいし親切だし、素晴らしい仕事。本当に地獄の中に居る当事者たちにとってはどうなのかは分からないけど。トーシツ罹患率は世界共通。どんな土地でどんな文化でも同じ。知識として皆持っておいた方が良いと思います。2019/06/27
なるときんとき
17
統合失調症の人に対してのコミュニケーションの方法について具体的にわかりやすく描かれている。幻覚幻聴のある人にはそんなものはないと現実を教えようとするのではなく、その人にとっての現実である幻聴を「そんなことが聞こえるんだね、つらいね」と共感して寄り添うことが大切。まずは共感すること。共感しても応えられないことには明るくきっぱりと断ること。普通の人相手でも応用できそうなコミュニケーション術だと思った。2018/01/29
あっちゃん
10
今年最後の一冊。どうにか間に合いました。周囲に統合失調症の人がいるので、病気を理解するために読みました。正直、そこまでやらないとダメなのか〜と思うところもありましたが、相手の症状を軽くする上で必要なのは、病気を理解してあげることが大事なんだろうなと思う。2017/12/31
つかほ
10
このような本が広く世間に知られ、家族や本人の悲しみが少なくなってほしい。状況はいい方向に少しずつ進んでいると思う。2017/02/05
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