内容説明
トランプはなぜ大統領に選ばれたか?議会や司法は大統領のコントロールできるか?世界はこれからどうなるか?全ての疑問に答える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりりんワイン漬け
11
この本は3回ほど回したい本です。1度読了しただけで如何に日ごろ見ている民法のニュースの伝え方が正しく伝えていないかがよく分かりました。どうも歪曲した伝え方よりも、そのニュースを伝える方々の知識のなさに来るものなのでしょうか。やはりしっかりとした本とニュースでできるだけ自己判断のできる情報を色々と取得すべきですね。2018/01/24
田中峰和
6
東京ファーストの小池が新党を立ち上げた。自国ファーストの元祖のように日本ファーストを連発するのだろうか。ビジネスマンのトランプは常に自分が有利に立つため家族まで巻き込んで国を治めようとする。就任100日の間に大統領令を出した数は32。直近のオバマが過去最高保持者だったが、ブッシュは11、クリントンは13しか出していない。イスラム入国規制、オバマケア廃止、メキシコ国境沿いの壁建設など、選挙戦で挙げた公約を守るポーズはポピュリズムそのもの。ただし、著者によると米国の三権分立は強固で、議会に勝てないらしい。2017/09/25
sumitarou
2
「なぜトランプが選ばれたか」の章は、他で語り尽くされた感のある内容なので面白みはないが、おさらいにはなる。 本書の中核の連邦議会について(いかに議会に強い権限があるか)は、教科書的な制度面だけでなく、実務面の作用についても解説されており(筆者は連邦議会職員として10年間働いた人物)、勉強になる。ただ、議会が大統領に強い対抗力を持つのは、「権限」の関係だけでなく、大統領の政策に与党議員がしばしば反対するなど「議員の行動様式」の影響も大きいと思うので、「政党」についてもう少し語ってもらいたいところではあった。2017/08/17
こうきち
1
KindleUnlimitedで読了。 著者は、アメリカで上院予算委員会スタッフとして働いていたので。国家の構造を、とても丁寧に説明してくれています。 トランプに興味がなくても、アメリカという国がどのような構造なのかを知るのにいい本です。 私も法律に関する仕事についていた経験上、トランプ大統領については、「部下の公務員が機能しなくなるだろうな(サボタージュ、不作為)」と想像していました。そういった意味では著者の見立てに近いといえば近いのですが、やはり著者の方が生の組織を見ているので、説明の厚みが違います。2018/07/14
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