コロナ禍の臨床を問う

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コロナ禍の臨床を問う

  • 著者名:井原裕
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日本評論社(2024/08発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784535904637

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内容説明

コロナ禍のなか、「自粛警察」をはじめ、さまざまなこころの問題がむきだしになった。臨床現場はいかに考え、いかに処したのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

95
コロナ禍で唯一患者が減ってないのが精神科。正直忙しいし物凄く疲弊する。2020年の自殺者は11年ぶりに増加し2万人を超えた。特に女性と子供の自殺が増えている意味を私達はこれから考えないといけない。と、思いこの本。知りたかったメンタルヘルスに関する情報は薄め。性犯罪や薬物依存は増加しており、恐らく今後も増える。オンライン診療は意外と使える。一番役に立ったのは泌尿器科岩室先生の何故ホストクラブで流行ったかの記事。キスがいかんのである。正しく知って夜の街への差別を減らし、スキンシップは保つべき。人は群れる生き物2021/02/14

pentaxxx

1
子どもの臨床、認知症の臨床、依存症の臨床に生じた変化は興味深い。吉村論文は意外に国が頑張っていることは伝えてくれるが立場上批判的な視点がなさすぎるのは惜しい。その立場だから言える批判が読みたかった。あとオンライン診療はけっこう使えるようだ2021/03/21

ヒカリ

1
通常本になるときには、作者が書いた文章とは別のものになる。ただしこの本の筆者のみなさまの文章は美しく校正がされておらず、筆者の思いが素晴らしく伝わってくる。医療関係者の皆様の真摯なご対応には本当に頭が下がる。だからこそ正確な情報をもとに、我慢強く行動すべきと思う。もともと人類は感染症とともにあり、現在の都市型人口密集状態は感染症には対応できない。精神科は比較的リモートに対応しやすい(ただし初診を除く)。医療現場、行跡機関、行政機関内(国-都道府県、都道府県-自治体)の連携はまだまだ発展途上。2021/02/12

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