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内容説明
現在のAI技術では何ができて何ができないのか、その実態を技術者がやさしく語る。実際にAIをビジネスで活用している事例も紹介。『人工知能』著者 幸田真音氏(小説家)推薦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大阪魂
39
AI、ちょっとわかったよーな気がした…とにかく今のAIはまだまだ人まかせ!将棋とかゲームで強いんは目標が明確やから!勝つって目標のためにシミュレーションおもきしやって人間超えできてるねんけど、人間の目標ってだいたいざっくりが多いから、融通きかへんAIは、関係ない方法まで全部検討して時間もコストもかかるし、設定の仕方次第であほな答えしかでてけえへん!クイズとかチャットボットならできるけど目標むかって仕事するんやったら、まだまだ人間が上なんやろね!でもAIに負けへんためにも目標・課題設定力はちゃんと磨かねば!2020/06/03
けんとまん1007
39
言葉とイメージだけが先行しているAI。実は、ほとんど何も知らないということは、自分では認識していた。そんな認識のもと、読んでみた。入門書として、わかりやすい。もちろん、入口に過ぎないが、基本的なことを知っているかどうかで、受けとり方が違う。人間の設計図に従ってという視点がクリアになったことが大きい。2019/04/22
Kentaro
36
AIは基本的に「与えられた情報すべて」を検討する。教師あり学習であれば、問題集の問題文に書かれたことすべてを、強化学習であれば、与えられた選択肢すべてを網羅的に調べていく。検討していく中で、正解を得るのに役に立たないと分かってくれば検討から外すが、最初から検討しないということを、AIは自ら判断できない。画像認識の例でいえば、画像に映っている物体を学習する際に、AIは、画像の隅々まで考慮する。しかし人間は、背景部分、特に画像の隅っこなどは正解に影響しないと判断して、考慮しない。 これは直観で、人間の能力だ。2019/11/24
エリナ松岡
18
とても分かりやすい本でした。ビジネスへの利用の指針も丁寧に書かれています。少し前まで経営者・経営層にはIT知識が必須になると言われていましたが、これからはAI知識も必須になりそうなので、そういった人達にこの本は重宝されるんではないかと思います。続編を引き続き読みます。2020/07/01
なっしー
15
知性には解決すべき課題を定める力(動機)、何が正解かを定める力(目設計)、正解へと繋がる要素を見つける力(発見)、考えるべきことを捉える力(思考集中)の4機能が必要。1965年の記号論理的アプローチに始まり、1985年のエキスパートシステム、2015年のディープラーニングと進化してきたが、4要素すべてを構築できていない。動機と目標設計は人間が行い、発見と思考集中をコンピュータが行っている。言語、画像、ゲーム系AIは高速化と量が得意なディープラーニングが向いているが、予測系AIはまだ従来技術が向いている。2021/10/02
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