内容説明
200年ぶりの交通革命をもたらす「自動運転」とはどのようなものか? 気鋭の研究者が将来のビジョンとともに「自動運転の現在」を示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hyos(元jpn1024)
3
著者は人間と機械の共存の良い成功例として,自動車社会を挙げている. 1939年に開催されたニューヨーク万国博覧会でのGM(ゼネラル・モーターズ)の出展したジオラマ展示・ライド型アトラクションで既に自動運転の考え方が提示されていたというのは驚きだ. 最近の自動車業界での不正発覚の続出は,加速する排出ガス規制対応技術や燃費向上技術の開発に乗り遅れた企業が追い詰められたために起きたものとし,電気自動車や自動運転がトレンドであり,なおかつ新規参入しやすいためにテスラモーターズが台頭しているという指摘も面白い.2017/12/07
こうきち
2
KindleUnlimitedで読了。面白かった。2019/12/27
サンサンサンド
2
自動運転入門という感じ。自動運転についての外観を見るのにはちょうどいいけど筆者の妄想的な部分が多い2018/05/21
clan
1
自動運転の普及により社会は変化していくのでそれに対して日本の政治や産業界が乗り遅れてはいけないという危機感を感じられる内容でした。自動運転によってどういうビジネスチャンスがあるかを早めに考えて行動することが今後の日本のイニシアティブに大きく影響するのではないかという考えに同意です。2019/09/23
Yuki Aoyama
1
★★★★★▼自動運転開発の歴史から、現状抱える技術的課題、法的課題に言及、▼完全自動運転実現時の著者の1日はワクワク!、▼自動車OEM、Google、AppleなどのIT巨人のプレイヤー毎の戦略も仮説・推定、▼世の中をにぎわせる自動運転の入門書としては、非常に良書かと。2018/09/28