内容説明
この10年間の診断基準や病名の変更にとどまらず、発達障害=「神経発達症」「インターネットやゲームへの依存」の新章を加えた待望の新版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
54
摂食障害、強迫症、うつ、統合失調症から不登校、リスカ、ゲーム依存など様々な心の病気や問題行動についての具体的な事案や治療法、対処法などを、中学生に向けて平易な文章で書かれている。とくに、友達や親がなったらどうすればいいのかについても書かれているところが良いと思う。大人でも、心の病気になった人への対応はどうすればよいか分からず難しい。具体的な声のかけ方や関わりかたを示してくれていて、ひとつの例としてとてもイメージしやすい。子どもを持つ親も読んでおくと役立つと思う。2021/06/19
ネギっ子gen
43
若い人への入門書刊行から10年――。その後の診断基準や病名変更に「神経発達症(発達障害)」「インターネットやゲームへの依存」の新章を加えた新版です。<この本には、心の病気や精神的な背景により問題行動をやめられず苦しむ子が出てくる。彼らの話を通じて、心の病気の知識や、苦しむ友達への向き合い方を君に伝えようと思う。加えて、ストレスやトラウマへの向き合い方も伝えることで、君自身や友達が心の病気に陥りにくくなり、さらに陥ったとしても「早期発見・早期治療」につなげることができるようになればいいな、と願っている>。⇒2021/10/18
猫路(ねころ)
16
高校で精神医学が必須になってから、時代は変わっていったなって思った。昭和の家庭の医学読んでしまったら、病院で拒絶するの当たり前。迷える10代の子に読んでもらいたい。2025/03/08
ひめぴょん
14
とても分かりやすい。読んだからといって、すぐに解決するわけではないが、考え方を変えることができそうな本。読んでよかった。具体的エピソードも理解を促進しました。 今どきのことについても触れられている。神経発達症、不登校、リストカット、多量服薬、インターネット・ゲームへの依存など。全般に大切なことは相談できる人に話をすること。友達として大切なことは話をして楽しい時間を過ごすことだと言う。「性格」なのか「病気」なのかの境界が難しいが、生活に支障をきたすかどうかというのはひとつの基準になる。社会が「平均的な人」に2025/04/17
あつ子🐈⬛
10
14歳前後の読者を想定して書かれているためとても読みやすい。心の病には、どんな人間であってもかかる可能性があるのだと気づかされます。 もし私が病気になったら、著者のような先生に診ていただきたいなと思う。 精神医学の入門書としてオススメの一冊です。2021/02/03
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