内容説明
COVID-19を経て注目を集める、感染症流行にまつわる数理モデルの基礎について、さまざまな具体例に基づきわかりやすく紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
8
図書館本。西浦先生の感染症数理モデルの入門書だけど、最低限の数学の素養が必要。具体的にいうと、微分方程式が理解できる必要がある。私はこの時点でなるほどわからん、となった。あとは流し読み。コロナ禍以前に数学セミナーで掲載されたものがメイン。コラムは最近書かれたものも多く、デルタ株の実効再生産数を計算して、ワクチンだけで制圧するのが「不可能」になったのにメンタルをやられた話が、怖い。いわんや、オミクロンなんてワクチンだけではどうにもならんよね。しかし、数理モデルは失敗を繰り返しながら進化してるんだなと。2022/08/31
しろっこー
0
数理で読み解く感染症流行.数理構造に焦点があるわけではないのでタイトルが変だと思う(目次見たらわかりますが). 教養の微積・線形代数の知識で読めます.2023/06/13




