公安調査庁秘録 日本列島に延びる中露朝の核の影

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公安調査庁秘録 日本列島に延びる中露朝の核の影

  • 著者名:手嶋龍一【著】/瀬下政行【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 中央公論新社(2024/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120058110

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内容説明

日本列島周辺に音もなく忍び寄る危局。東アジアの深層で生起する異変をいち早く察知するべく動く情報機関、これが公安調査庁だ。中露朝が核戦力を背景に日本を窺う実態を、現職のインテリジェンス・オフィサーが初めて実名で明らかにする。ウクライナとパレスチナ、二つの戦争に超大国アメリカが足を絡めとられる間隙を衝き、中露朝は攻勢に転じた! 日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す現状に警鐘を鳴らす。【解説・佐藤優】


■中露朝が接する危険な「三角地帯」の現在
■ロシアに渡った北朝鮮のミサイル
■北朝鮮とイスラエルとの極秘交渉
■核・ミサイルの資金源を追え!
■カジノを使った資金洗浄の手口
■標的は暗号資産

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

17
2024年8月刊行。公安調査庁で北東アジア情勢分析を担当するアナリスト、瀬下政行氏とジャーナリスト手嶋龍一氏の対談。題名は「公安調査庁秘録」だが、瀬下氏は同庁の機密については語らない。むしろ二人が戦後の朝鮮半島情勢を世界の他地域と関連づけながら語り合ったと言える。旧ソ連の軍需産業、たとえば弾道ミサイルのエンジン製造企業がウクライナにあり、北朝鮮がデータ入手を試みた話など興味深い。手嶋氏と共著がある元外務省の佐藤優氏による解説が巻頭に置かれている。この種の解説は巻末に置くのが普通だろう。2024/11/25

ねっこりゃ

7
「テロリストを監視する組織の暴露本」かと思ったら「北朝鮮を始めとする国際情勢の解説本」でした。著者のお一人が公安調査庁の現役幹部ということですが、ふつうに評論家2人が対談している感じで、現役幹部でなくてもよかったような、むしろ時々登場する佐藤優氏がなんかすごいという印象。驚愕の事実はないけど、北朝鮮が核とミサイルを持つに至った経緯や背景がよくわかって勉強になりました。小麦の僅かな価格上昇をもとに北朝鮮からシリアへの核技術の供与を読み解くオシント(Open Source Intelligence)には驚き。2025/07/27

うだうだ

5
日本の治安のためには、国際情勢への深い理解が必要だと思った。2024/09/27

都人

3
期待して読んだんだけど。手嶋氏への「よいしょ」が多すぎて。2025/07/10

静岡茶

3
昔々の韓国の反日活動は平和の証だったんだな。北朝鮮にとってみたら現代は千載一遇の機会か。欧州、中東に続きアジアもくるか。本音と建前が交差する公開情報を頼りに分析するOSINTである著者の鋭い考察が読んでいて楽しいが、現実逃避したくなる。。2024/09/25

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