講談社文庫<br> NO推理、NO探偵? 謎、解いてます!

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講談社文庫
NO推理、NO探偵? 謎、解いてます!

  • 著者名:柾木政宗【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 講談社(2024/08発売)
  • Kinoppy15周年記念 講談社文字ものほぼ全点 ポイント30倍キャンペーン
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065353844

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内容説明

名探偵を自任する女子高生、美智駆(みちかる)アイは突如、推理のための頭が働かなくなる。
そこで助手の取手(とりで)ユウは、”面倒くさい小話をまじえた推理”なんていらなくない?と
推理なしで事件の解決をもくろむが……。日常の謎や旅情ミステリ、果てはエロミスまで!
推理の常道を突き進んだ女子高生探偵・アイと助手・ユウの目には何がうつるのか?
前代未聞の真相に驚愕するメフィスト賞受賞作がついに文庫化!

〈本格推理を極めんとして道を外れた者が堕ちる《魔境》ーー
女子高生探偵シリーズはその攻略に挑んだ前人未踏の裏本格レポートである。〉.
(法月綸太郎)

〈ユーモアに隠されていた数々の手がかりを、シャープに解き明かす手際はさすがの一言に尽きる〉
 坂嶋竜(文庫版解説より)

※かつてノベルス版として刊行時、本格ミステリ界に激震が起きた。
・法月綸太郎、微笑―― 第『53』回受賞作はメフィスト賞の『ジョーカー』だよね?
・青柳碧人、感嘆! 歴代すべてのメフィスト賞受賞者と、今後すべてのメフィスト賞受賞者に 
 贈る傑作(僕、受賞してないけど)。
・円居挽、憤然! やりたい放題やんけ! 不覚にも面白いと思ってしまったけど……オレもこれやりたかった!
・早坂吝、推薦! 昔のメフィスト賞では出し得なかった「最新」受賞作を見逃すな!
・白井智之、愕然! 196ページ(ノベルス版)を読むまでは舐めてました。本当にごめんなさい。

※本書は2017年9月に刊行された『NO推理、NO探偵?』(講談社ノベルス)の文庫化に際し、サブタイトルを追加、本文に加筆・修正を加えたものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

備忘録

25
出だしからメタ全開 理屈よりもノリで読ませる文章とかなりミステリとしては挑戦的な作品 ラノベ感覚で読めるのは若者にあうのかも? これはこれで楽しめたが、個人的には重い作品を読んだあとの口直し程度で積極的に読み続けるのは少し辛い2026/05/15

bayashi

19
面白かった。ミステリを彩るサブジャンル毎に、そのあるあるを散々メタ視点で弄っては、ロジックにあたる部分すらメタ視点から。文庫化時点での情報や自虐もふんだんに入っており、これはノベルス版と比べてみたくなる。まず思いつくのは名探偵の掟なんだけど、最後まで読むとちょっと前に大流行りしていた別作品が思い出されて、やってることは同じなんだけどな??という感想。残りページ数からもうひと山あるな とか、誰が犯人だったら一番面白いか とか、そういうメタ推理を一度もやったことない人だけが石を投げなさい。2024/09/29

練りようかん

17
メフィスト賞きっかけ。素人女子高校生探偵と彼女をアイドル視する助手のコンビ。もう推理いらなくない?と提案すると本当に推理する力が消えてしまい、振り切ってるなと思う反面その主張は身に覚えのあるもので本作のチャレンジに期待。受賞した小説の登場人物という自認で進み、数々の発言がはっちゃけてメタ祭りの印象強し。日常の謎や旅先の謎などミステリの王道と思える形式で中身はチートも感じるけれど、最後の安楽椅子探偵でこれまでの事件を洗い直すのもまた定型で、ド真ん中とはずし、それも思いっきりのガッチャンコが鮮烈だった。2026/06/04

マッちゃま

12
とかく取っ掛かりは読み辛く感じましたが段々と馴染んできたら面白く読了。メタで笑える楽しいミステリ。いや、これミステリなのか?なんて固い事を言わず楽しめる方にオススメしたい。帯に書かれた「メフィスト賞史上最大の問題作」なのかは判りませんがスマートな本格ミステリとは言いにくい。ただ文字横に点を打っているだけでワクワクするような僕にとっては実に楽しい読書時間でした。馬鹿馬鹿しいと云えば そうだけど、二度に渡る読者への挑戦状を経てからの怒涛の伏線回収(そもそも伏線だったのか?)は圧巻。肩肘張らず読んでほしい作品。2025/05/19

だるま

12
メフィスト賞受賞作。ノベルス版は既読だが、文庫化で大幅な加筆・修正をしたとの事で再読。名探偵だったのに突然推理が出来なくなってしまったアイと、何とか事件を解決させようとする助手のユウの女子高生コンビが、推理無しで5パターンの事件に挑む連作短編集。うーむ。ノベルス版から蔓延っていたメタミステリ度は更にアップしていて、コンビで「やっと文庫化だ〜」とか「メフィスト賞は間口が広い〜」とか大騒ぎ。このノリに付いていけるか? 私はギリギリ。それでも、推理無しでも伏線は張ってあるし、楽しませようとする心意気は伝わるね。2024/09/24

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