シャザム！ ：ビリー・バットソンと７つの魔法世界

著者名：ジェフ・ジョーンズ【作】/デール・イーグルシャム他【画】/内藤真代【訳】

小学館集英社プロダクション（2024/08発売）

• ISBN：9784796873536

内容説明

スーパーヒーローとティーンエイジャー。二つの生活に奮闘するビリー・バットソン――シャザム。ある日、ビリーと仲間たちが地下鉄の駅から迷い込んだ“マジックランド”には、７つの魔法世界が広がっていた。子供だけが遊び暮らすファンランド、ゲームプレイヤーになれるゲームランド、動物たちが暮らすワイルドランド……。夢のような世界に魅了されるビリーたちだが、世界を揺るがす策略に巻き込まれてしまい……!?

見た目はオトナ、中身はティーンエイジャーのスーパーヒーロー、シャザムの新たな冒険が開幕！

●収録作品●
『Shazam!(2019-2020)』 #1-12
(c) & TM DC.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yukipitasu]

内藤真代さんのアイコン、これのおまけ漫画のだったのね。　一つの映画みたいだな。解説にあった通り前作読んでなくても楽しめた。数千円するので買う時けっこう迷ったのだけど、買ってよかったな。　キング・キッド、毒親から子どもを救う試みは良かっただけに大人になったら即奴隷にするって、何か、もったいないね。元被害者の毒親とかもいるけどならない人もいるし、まともな親に育てられたのに毒親って人もいるし、即クソ人間の大人になるわけでもないのに。　途中の回想シーンは内藤真代さんの?好きな絵柄。

2023/04/28

[じぇろポーta]

「その私に、奴らが何をしたと思う？私を笑ったのだ」やった方にとっては些細なことでもやられた方は絶対に忘れないよというお話。本作の黒幕であるMr.マインドは冷酷で邪悪で強大なヴィランだけどその野望の根底にあるのがこういうある意味卑近でとても人間的な（虫だが）復讐心なのがグッとくる。7つの魔法世界がまさに魔法の国て感じのバラエティで楽しい。ファンランド以外も色々ヤバい内情がありそうなので、そのうちまた魔法世界舞台にした冒険物やってほしい。家族は血縁で決まるもんじゃないて結論がやっぱり好きだな。

2023/03/21

[fap]

なりすましが演技賞もの。 家族がテーマになりやすいアメコミ世界であった。 閉じられた扉の向こうは何かを風刺したかのような世界観。 今後も騒動を招く舞台になるかも。 ウィザードは自分の法に沿って動いているのだが、そのルールが掴めない。 思わせぶりな発言をして事態をかき回してるだけじゃないか。 最後のページの家族構成は、実現した未来なのか、それとも誰かの想像なのか。

2024/10/11