内容説明
拉致問題理解のための決定版
事件から半世紀、一部被害者帰国から20余年
事態は何も変わっていない
拉致は現在進行形の事件である
残酷な国家的事件を風化させないために…
産経新聞の好評連載「教科書が教えない拉致問題」を全リライト
■主な内容
第1章 大韓航空機爆破事件、日本人拉致工作員
第2章 被害者、北朝鮮での暮らしぶり
第3章 世界同時拉致司令、外国人もたくさん拉致された
第4章 家族会は動く、政府は、社会は…
◇特別構成 産経新聞掲載 横田早紀江さんから「めぐみさんへの手紙」収録
目次
第1章 日本人拉致工作員
第2章 北朝鮮での暮らしぶり
第3章 外国人もたくさん拉致された
第4章 家族会動く 政府は、社会は…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんな本や雑誌が大好き!?
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この本の中で、増元るみ子さんの父、増元正一さんが亡くなる直前、病床で「わしは日本を信じる。おまえも日本を信じろ」と家族に言い残したことが綴られています。その最後の遺言ともいうべき言葉を語る映像をテレビで見ました。酸素吸入器を口に挿入し、そこからかろうじて聞こえてくる言葉でした。 「日本を信じる。おまえも日本を信じろ」 なんという言葉でしょうか。テレビを見つめる我が眼から涙がこぼれました。いま、この言葉をパソコンに打ち込んでいて、また涙が出てきました。 2024/10/31