世界の果てまで行って喰う―地球三周の自転車旅―

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世界の果てまで行って喰う―地球三周の自転車旅―

  • 著者名:石田ゆうすけ【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新潮社(2024/10発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103557517

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内容説明

世界一周では満足できぬ。ペダルを踏んで踏んでトータル地球三周(今なお更新中)。キューバでぷるんぷるんの丸焼き豚をフハフハ、松茸の極楽浄土ブータンでムハムハ。甘い水の桃源郷に遊び、トラックドライバーと串肉にむしゃぶりつく。天国メシと地獄メシ、心震える涙メシをみずみずしい筆で綴るとびきりの胃袋旅行記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tayata

10
生きている実感を感じられる旅の凄さを感じた。食を通じて旅の凄さ、見知らぬ人の情けや、素晴らしさが伝わってくる。アメリカのピーナッツバターが最初は甘くなくてという部分は私の経験とは違ったけどおもしろい。2025/07/08

コピスス

9
自転車で地球3周した、いわゆる「チャリダー」の著者が出会った食について書かれた本。世界各国の名物ではなく、産地で食べる果物は最高だとか、アメリカでピーナッツバター沼にはまったとか、普通の市民目線の食についてなので親近感がある。私も元バックパッカーなので、世界中どこでも米は手に入るとか、日本以外はパスタが茹ですぎだとか言う話は、うなずきながら懐かしく読んだ。私も現地の人が食べてるものはたいがい食べてきたけど、水は気をつけていたので、アフリカの濁った井戸水も飲めるという著者はすごいと思った。2024/11/23

まめ

7
「空腹は最高のスパイス」を体現した一冊。砂漠だろうがジャングルだろうが何でもござれの超過酷自転車旅。各国の美味しいものからゲロマズのもの(衛生的にも無理)まで幅広く食している筆者の心意気がすごい。こういう本はシンプルに読むのが楽しい!基本的にはライトだけど、紛争地域での食事のことが描かれた章は辛かった。武装した軍隊と丸腰の民間人の圧倒的不利な戦いを見ながら、チャイを飲んで談笑する見物人。そこに商機を見いだして露店を出す商人。完全防備の取材班。何でもかんでも一種のエンタメとして消費してしまう残酷さたるや。2025/01/05

たけとり

3
図書館本。旅での食事をテーマにした本。元は雑誌に連載されていたエッセイを、書籍化にあわせて加筆修正したものだそうだけど、文章がかなり読みやすかった。時間がなくてぱらぱらっと読んだだけだけど、それでも面白かった。2025/06/16

枝豆

3
面白かった。世界を旅をしてその国に触れるなら、きっと食こそ最も生々しい核の部分。空腹だけでなく、渇きが、素材の新鮮さが、どれも最高のスパイスなのだろうな。よその国の人が日本で何かを食べるとき、何を思い感じるのだろうね。魚を日常的に食べないとしたら、例えばお刺身やお寿司には抵抗があるのも頷ける。2025/03/23

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