あるある!田舎相続

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あるある!田舎相続

  • 著者名:澤井修司【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日刊現代(2024/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065366417

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内容説明

「相続」が資産家だけのものだと思っていませんか?じつは、相続で揉めるのは田舎でも多いのです。

相続の準備をする人は、意外と少ないものです。
2015年の税制改正によって相続税が実質増税になったことが大きな話題になり、
相続に対する関心が一気に高まりました。
それでも、野村証券の2020年の調査(全国の50代~70代対象)によると、
何かしら相続対策をしている人は約4割にとどまりました。
裏返すと、50代以上でも、約6割の人がまったく相続の準備をしていないのです。
相続対策が大事なことは、誰もがわかっています。
それなのに、相続対策をやっていない人が過半数を占めているのは、
何から手を付けたらいいのかわからないからではないでしょうか。
というもの、相続は家族関係や財産、そして思いなど、いろんな要素が複雑に絡み合うものだからです。
人間関係なら、夫婦や子ども、親、義理の親、場合によっては叔父・叔母や甥・姪までかかわります。
財産なら、預貯金から不動産、経営者なら自社株までさまざま。
不動産1つ取っても、家屋敷や農地、山林、会社の土地など多岐にわたります。

相続の問題は、都会も田舎も本質は同じです。
しかし、田舎には田舎ならではのやっかいさがあります。
たとえば……
・売ろうにも売れない農地
・どこにあるのかわからない山林の権利
・田舎に残った子どもと都会に出た子どもの意識の差
・先祖代々の思いが詰まった土地

などは、田舎特有の事情と言っていいでしょう。田舎相続には人や土地のしがらみが大きいのです。
しかも、かつての日本では土地は価値あるものでしたが、今では田舎の土地は相続人同士が押し付け合うような「いらないもの」になり下がっていることが珍しくありません。
田舎相続は一筋縄ではいかないからこそ、早めの対策が欠かせません。
――「はじめに」より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

89
もし田舎の両親が亡くなったら相続問題待ったなし!は確実なんだよね。こーゆーのって子どもから「どうなの?」は聞きにくいけれど、生前に準備していた方がいいのは当然だろう。いい専門家に出会えて相談できたらいいのだろうけれど。地方行政はもっとこの問題に向き合って啓発活動なり、支援なりを進めてほしいなと思います▽[序章:なぜ厄介なのか][1章:厄介資産編]農地/山林/アパート[2章:事業継承編]自社株[3章:その他]伯父叔母/隠し子[終章:ポイント]生前対策/遺言書/弁護士・税理士・社労士▽2024年発行2025/11/14

さくら咲く

20
非常に参考になりました。子供達には持ち越しさせたく無いので我々の代で決断必至です。2024/10/06

ごへいもち

13
読友さんご紹介本。少しずつでもいろいろなケースを知っておくと役に立ちそう。生命保険は考えてみよう2024/11/16

ぐっち

11
ほぼもれなく土地がついてくる…田舎ならではの相続のトラブルについて。あるある事例が割と具体的で面白かったです。実家に戻ると放置してある家や畑がおおいのだけど、こういうことがあるのだなあ。2024/08/31

よーだ (Yoda)

5
相続はお金、家、土地、事業等の項目と家族構成とに主に分類される。都会相続ではお金の問題が主となるが田舎相続はそこに土地の問題が加わる。田舎の土地は家が建つ宅地の他に田畑や山林等の飛び地を複数所有する家が多くあり飛び地が有効活用出来ないものも多い。加えて家族構成も都会に比べ兄弟姉妹や親族の人数も多いことから相続が争族へと発展するケースが少なくない。如何に争族とならないようにすべきか?著者は田舎相続に精通している司法書士。多くの事例で田舎相続あるあるを教えてくれる。相続は他人事ではない。お薦め本(☆☆☆☆☆)2025/10/12

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