採用面接論 無意味論を超えて

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採用面接論 無意味論を超えて

  • 著者名:鈴木智之【著】
  • 価格 ¥4,290(本体¥3,900)
  • 東京大学出版会(2024/08発売)
  • ポイント 39pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784130403177

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内容説明

そもそも人材採用の面接で分かることとは何か。
面接が正統性を持つ評価につながる方法とは何か。

1980年代までを支配した「面接無意味論」を脱し、20世紀後半から今世紀に至るまでに、面接が意味ある方法へと進化した背景には何があったのか。構造化面接法、面接者配置法、知的能力やパーソナリティを含む非認知的特性の構成概念研究などの面接理論の現代思想史をレビューしつつ、日本における採用・就職慣行とそれが変化しつつある現在において「会って話す」意味とその手法を考える。


【主要目次】
序章 変化する日本の採用・就活――その本質とは
新規学卒者の採用・就活環境/変化の本質/日本企業の偏った現代化/世界的研究動向と日本企業の課題/理論的布置

第Ⅰ部 面接研究の見取り図
第1章 面接の構造――選抜研究の視角
選抜の全体像/選抜手法の構造/選抜構造の前提条件/選抜構造の周辺
第2章 面接の正統性――意味ある面接とは何か
面接の正統性/適性検査の正統性/エントリーシートの正統性/日本的採用慣行と欧米の面接現代史

第Ⅱ部 面接の現代史
第3章 20世紀史――就活面接無意味論の支配と反旗
1980年代:採用面接無意味論の支配と歴史的転回/1990年代:面接の妥当性を生む要因探求
第4章 21世紀史――構造化面接からパーソナリティなどの構成概念の時代へ
2000年代:選抜基準の内容特定/2010年代以降:動画・オンライン面接の影響検証

第Ⅲ部 面接で分かること
第5章 採用面接による人事評価予測――入社前後4年間の追跡調査
面接と行動評価の基礎理解/データと手法/結果と考察/総合考察
第6章 採用面接の信頼性と構成概念――入社前後4年間の追跡調査(2)
面接の信頼性の基礎理解/データと手法/結果と考察/総合考察

終章 面接設計論の展望――ポスト新卒一括採用時代に向けて
面接現代史を今に活かす/現状を数値で正しく把握する/会って話す面接を作り直す/選抜過程全体で選抜妥当性を獲得する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

明るいくよくよ人

1
採用試験を学術的に扱う書籍は日本では少ないようなので、貴重な資料である。 Ⅰ部・Ⅱ部に記載された現状の整理やサーベイは、大変参考になった。Ⅲ部の実証研究については、研究としても希少で興味深い知見がある。一方、特定企業の結果から、日本企業への話に一般化しているのは、やはりちょっと難があるようにも感じる。 参考文献を見てると、日本語文献でレビューを受けているような文献がほぼないので、この分野の研究がいかに国内で遅れているかがわかる。採用活動に関わる人は、一読しておくべき本化と思われる。2024/11/24

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1
2023のことも書いてあって良い。専門活用インターンなら3年3月で内々定を出してもいいんだ。 流動型・結晶型知能。結晶型は速攻で出ない。 組織・個人にも原因はなく就職選抜に問題がある可能性、は面白いと思った。 人事評価から考えないと「リーダーシップ」「挫折」とかの話が採用に繋がるのかもわからない。 外向性、情緒安定性、開放性がダメだから落とす、というのは良くなさそう? 一般知的能力、職務知識、高潔さ(vs. CWB)、誠実性(パーソナリティ)、特に1と3?日本での妥当性はない シチュエーショナルとojt。2024/10/12

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