言語学クエスト ことばの世界をめぐる冒険

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¥1,760
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言語学クエスト ことばの世界をめぐる冒険

  • 著者名:ことラボりょ【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 彩図社(2024/07発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801307346

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内容説明

チャンネル登録者数14万人!
ことばの不思議を探求する人気YouTuber「ことラボ」が初の書籍を発表!

ゆる言語学ラジオ 水野太貴さん推薦!
「 日本語は非論理的? 最近の言葉は乱れている?
  気になったあなたは、すでに冒険の第一歩を踏み出している! 」


――これは、ことばの世界をめぐる知的冒険。

言語は魔法のようなものです。
目には見えない考えや気持ちを、音にして互いに伝え合うことができる。文字を使えば、時代や場所を超えた意思疎通すらできる。そんな言語を形作っているのは、一体どのような仕組みなのでしょうか?

本書のタイトルにもなっている「クエスト(quest)」は英語で「探求」を意味し、ロールプレイングゲームでは冒険の意味合いで使われることもあります。その語源はラテン語のquaerere(探し求める)。これは「問い」を意味する英語のquestionの語源でもあります。
本書は32の問いからなる、ことばの謎を探求する冒険の書です。

この探求の先には何が待っているのでしょうか?
言語への理解を深めることで、文章やコミュニケーションのスキルレベルがアップする、というのはあるかもしれません。しかし真のゴールとは、言語の先に広がるより大きな世界を見つけることです。

本クエストを進めるにあたって、専門的な予備知識といった大層な装備は必要ありません。
さあ、「言語学クエスト」を始めましょう!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Karl Heintz Schneider

31
「言葉は魔法のようなものです。」こんなひと言でこの本は始まる。ロールプレイングゲームっぽい表紙絵もあり、もっとくだけた内容かと思っていたらガチだった。歴史・文化・音声学の見地から言葉の謎を紐解くこの本。言語オタクの私には、たまらない一冊だった。「東京」-「日本」+「フランス」=?この公式の答えがわかる方、いるだろうか。私にはチンプンカンプンだった。答えは「パリ」なぜか?「東京」という概念から「日本」という概念を取り除くと「首都」という概念が残り、そこに「フランス」を加えると「パリ」になるという寸法である。2024/10/19

28
言語学のおいしいとこだけ集めたベスト盤みたいな本。「ん」の発音は1種類じゃないことは気づいていたがまさか6種類もあるとは。日本語の一人称の多さについて語る章で「ワイ将」についても触れてるところは好感。2025/01/26

チャッピー

26
複数ある「ん」の発音、複合語の連濁、オノマトペ、LとRの発音などの音に関することが興味深かった。2024/12/05

サアベドラ

25
言語学系Youtubeチャンネル「ことラボ」の書籍化。2024年刊。プロフィールによると中の人は自然言語処理の研究開発に従事している人らしい。音象徴や意味論、役割言葉など言語学のキャッチーなトピックを一般の人にわかりやすく伝える内容で、某ラジオよりはややアカデミック寄り (あちらは良くも悪くも言語学とは関係ない脱線や茶化しが多い)。大学で言語学を専攻したり言語学の入門書を読んだりしてる人には物足りないかもしれないが、言語学に興味があるレベルの人は楽しめると思う。参考文献や読書案内がしっかりしているのも良い2025/02/03

hnzwd

17
言語についてやさしい語り口で深いところまで少しずつ。キャッチーな、"ゴルゴンゾーラはなぜ強そうなのか"から始めていくあたりはYouTubeと共通する導入という感じでいい。回転寿司は、"すし"が"ずし"になるのに、流しそうめんは"ぞうめん"にならないのはなぜ?とか。言語学の最近の流行は、当たり前で自然に使えているのに「なんで?」って言われると説明できないところを絶妙に突いてるからなんだろうなあと思ってます。当分続きそうなので個人的には嬉しい。2024/11/03

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