内容説明
初めての第一歩・初歩的入門書
生体認証(バイオメトリクス)は、大きな成長産業として、多方面で注目されており、近年はスマートフォンにも導入され、ますます普及が進んでいます。
本書は、このような状況に鑑み、技術的内容だけでなく、多くの読者(メーカ・ユーザ)の理解を深めるための実務的な内容構成としています。特に、基礎知識はていねいでわかりやすい内容とし、応用事例や、普及に伴い関心の高まっているプライバシーの問題についても豊富な例をあげて解説しています。
※ 本書は、2005年発行『よくわかるバイオメトリクスの基礎』を改題・改訂したものです。
目次
1章 バイオメトリック技術と本人認証
2章 生体認証技術
3章 生体認証モデル
4章 データおよびプログラムインタフェース
5章 認証精度とその測定方法
6章 生体認証技術の標準化
7章 セキュリティとプライバシー
8章 応用事例
9章 市場の動向
10章 用語および関係サイト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinjuro Ogino
1
勉強になった。 ・生体認証は、指紋、顔、手のひら、虹彩、署名(動き)、耳介、歩容等多彩だ。 ・手のひら認証は、非接触方式なので衛生的だ。誤って他人を認証する確率が1000万分の1という。 ・ただ自分としては、銀行ATMの生体認証は、銀行以外のATM(コンビニ等)では当面引き出せず不便ではないかとの心配がある。 ・インドで2009年から10年計画で始まったAadhaar(アドハー、国民ID計画)がすごい。12億人の10指の指紋、虹彩、顔写真を登録するもので、19年末に向け、順調に進んでいるとのこと。2019/06/17
ふら〜
0
生体認証についての種類や活用方法などのトピックについて分かりやすくまとめられている。インドの12億人の国民を一意に識別しようとするAadhaarプロジェクトは中々壮大で驚いた。NIST SP800-63が出てこない気がしたが、あれは生体認証に限った話ではないから本書では取り上げていないってことかな。いずれにしても分かりやすいだった。2020/07/19
かつたま
0
巻頭の読み方に沿って1、2、3、8章のみ読んだ。仕事で少しでも会話についていけるかな?2020/06/19
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