角川書店単行本<br> バーニング・ダンサー

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角川書店単行本
バーニング・ダンサー

  • 著者名:阿津川辰海【著者】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • KADOKAWA(2024/07発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041141779

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内容説明

全世界百人の能力者――「コトダマ遣い」。特殊設定ミステリの気鋭が贈る、能力者vs.能力者の警察小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

182
異能力が当然の世界で犯罪を追うミステリは珍しくないが、警察小説として展開したのは初か。従来の手法で解決できない事件のため、公安部内に内外から「コトダマ」を使える人材を集めた捜査班を設ける設定から惹かれる。髙村薫の捜査一課シリーズを思わせる個性的な面々を班長として率いる永嶺スバルが、彼らをまとめて正義を貫くため苦労する姿は合田雄一郎に相通じる。証拠や異能力の使用ルールから犯人を推理するスタイルを崩さず、何気ない記述が伏線となるなど構成も巧みだ。これで警察組織内の軋轢が有機的にストーリーに絡めば満点だったが。2024/08/15

シャコタンブルー

68
映画「アベンジャーズ」のような派手さはないが、コトダマ遣い同士の戦いも手に汗握るものがあった。「燃える」「入れ替える」「硬くなる」等は予想できたが「放つ」「聞く」は想像できなかったので楽しめた。以前「聞く力」がベストセラーになったが聞くことは大切だ(笑) 一つ一つの証拠から犯罪者の手段や目的を解明していき「ホムラ」を追い詰めていく過程はスリル満点だ。悪の正体は誰だ。真の目的は何だ。先の読めない展開とスピード感で一気読みの面白さだった。「俺は、化け物だ」覚悟を決めた永嶺の次なる戦いが楽しみだ。2024/08/25

雪紫

64
炎の中で踊れ(読む前はSPEC想像してた)。これ連ドラなる前に2時間スペシャルドラマでやっちゃうやつ。そして影響元がわからなくても愛込めまくってリスペクトしてるのがわかる。読んでて推理含めて(かなり堅実)、かなり踊らされたよ。坂東さんが、かなり気になるキャラしてる(彼は一体・・・)。2024/08/17

オフィーリア

62
警察もの×能力バトル。能力者犯罪を追い掛ける能力者で組織された公安チームが主人公。警察組織として地に足の付いた捜査をしつつ、ガッツリ能力バトルも展開する少年漫画な読み味も。能力の存在を前提にした推理要素もしっかり盛り込まれた良きエンタメでした。2024/09/05

ミナミハハ

61
作者初読み。謎解き×警察ミステリー。設定がSF っぽい?10ページ位迄理解出来ず???読むペースが上がらない。キャラクターが動き出した頃から面白くなってきた。面白い設定でした。2024/10/03

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