角川文庫<br> 牡丹と獅子 双雄、幻異に遭う

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角川文庫
牡丹と獅子 双雄、幻異に遭う

  • 著者名:翁まひろ【著者】/カズキヨネ【イラスト】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2024/07発売)
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  • ISBN:9784041151181

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内容説明

眠らずの獅子の名で知られる便利屋・劉英傑は、牡丹のように美しいが人嫌いで口の悪い道士・丁洛宝に出会い、興味を惹かれる。正反対の2人だが、怪異絡みの依頼を共に解決していくことになり……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

合縁奇縁

39
『毒舌美人道士と獅子の名を持つ便利屋が怪力乱神を断つ。中華風ブロマンス!』「眠らずの獅子」の二つ名を持つ劉英傑は、乾帝国の南の辺地、神仙が住む山と言われる白淵山の麓にある龍渦城市で便利屋を営んでいる。英傑は、水神様の祟りと噂される事件解決を依頼されたことをきっかけに、白淵山に住む「百華道士」こと丁洛宝の噂を聞く。彼は牡丹のように美しい顔立ちをしているが、大の人嫌いでめったに人前に出てこず、さらに彼と目が合うと死ぬ――のだという。図らずも洛宝と接触した英傑は、彼の近寄りがたいほどの美貌に反した毒舌と、2024/08/15

冬野

12
作者さん二作目。中華風バディファンタジー(志怪小説というジャンルらしい)。同性バディものとしてかなり高水準では。反目しつつ互いの傷を見せられる関係になっていく男二人っていいよね。洛宝の美貌が生きる上で枷になってるのも、さっぱりした性格の英傑の方が過去の闇が深いのもいい。虎の子みたいな精怪の斗斗が健気可愛い、なぜ絵がないのか。讖が見せる恐ろしくも美しい光景が印象的。提示された大きな謎を単巻でしっかり解決してくれる作品、大好き。ブロマンスを狙いすぎかなというシーンもあるが満足度が高く面白かった。星:4.5/52024/08/22

イカまりこ

10
毒舌美人道士と眠らない便利屋のバディもの。帯に書かれたブロマンスという単語は読者の期待を上げてしまうのでやめた方がいい。普通にバディです。今のところ。お話自体は二人の生い立ちから来る傷と向き合いながら依頼をこなしていくもので王道的ではある。もふもふ要素もあるのでお好きな人もいるのではないだろうか。私的には毒舌美人道士が汚部屋の住人だったのがギャップで好き。酔うと素直になるくせに酒呑み対決を持ちかけるとこもかわいい。これは売れたら続きが出るやつ?ブロマンスというからには続きでもう少しトキメキをください。2024/08/06

葵上

6
おもしろい。ほどよいバランスがいい。ブロマンスの具合もかなりよい。友情よりも厚く、恋愛感情ではない。 中華風だけど、凝りすぎてなくて読みやすく。登場人物もキャラがたってるけど、ほどほどで。 続編ほしい。斗斗はグッズ化されれば買っちゃうかも。斗斗のスピンオフ読みたいな。2024/08/07

Yuuki

1
面白かった!ストーリーもブロマンスもキャラクターも全部良かった!2024/10/06

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