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内容説明
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少年院で捨て犬の世話しながら更生するプログラム<プロジェクト・プーチ>を立ち上げたジョアン、罪を犯したネート、ネートが育てた犬の新しい飼い主となる自閉症の少年ジョーダンを追った『ドッグ・シェルター 犬と少年たちの再出航(たびだち)』。2003年度青少年読書感想文全国コンクール 中学校課題図書でもあった本書を読んだ上山琴美さんは、その内容に強く共感し、ジョアンに直接教えを請いにアメリカに飛ぶ。
帰国後、日本の若者たちの自立支援にプーチの手法を使い、捨て犬たちの命をも救っていく。そして犬たちは、社会から離れてしまった若者たちに、再び光のなかへ第一歩を踏み出させていく。
『ドッグ・シェルター』という一冊の本が蒔いた種を、一人の読者が育て、大きく花咲かせていく様子を『ドッグ・シェルター』の著者自身が追う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
62
少年院で捨て犬の世話をしながら更生を目指す「プロジェクトプーチ」。ここからヒントを得、日本の若者たちの自立支援を立ち上げた女性。ニートやひきこもりといった日本の若者が保護された犬の世話をしトレーニングしていく。そして新しい家族に引き渡す別れまで。犬にとっても人間にとっても真剣に向き合う事で変化が見られまさに相乗効果。人と関わる事に怯えていた子も動物とは気持ちで話せるのだろう。とてもいいプロジェクトだと思った。2017/04/05
manamuse
19
前作に続き「今西乃子」さんのノンフィクション。こちらは、また違った形の支援活動。茨城県土浦市にある「キドックス・ファーム」という施設では、保護犬達との触れ合い(面倒をみたり、散歩、しつけ等)を通じて、引きこもりやニートの若者の自立支援をしている。お互いに必要とされること、成功体験、自立(犬側は譲渡)とステップしていく様子が「はるかさん・雄太さん」と犬たちを通して描かれている。2016年の作品で保護犬というよりは、そこからこのような支援活動をしている人もいるよという点に重きがおかれている。2019/10/06
はむちゃん
17
【2017読書感想文神奈川すいせん図書】人の気持ちは犬にはすぐに通じてしまうから、まっすぐな思いで犬と接しようと思った。また、人が自分を見つめなおしていくのと、捨て犬が人なれするのが両立していることは、初めて知った。これからもこんな世の中が続くといいなと思った。2017/07/22
あちこ
4
12歳の弟くん用に借りた本。犬の持つ可能性の大きさ。人間の持つ問題の数々。うまくかみ合うと、こんなに成果が出るのだなあ。この「かみ合わせるスキル」を、持った人間がそこにいるかどうかなんだよね。2017/06/29
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